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2015年10月24日04:13

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あまりにも怪しすぎる。でも初期捜査が糞

この事件、あまりにも怪しすぎるんだ。遠山の金さんならきっと有罪にしてる。でも警察・検察が主張した方法でこの子を殺すことは不可能。つまり、初期捜査があまりにも糞だったんだと思う。

あと被告人が朝鮮人だから怪しいとか書いてるネットの奴らは何なんだろうね。すっごく不愉快。国籍とか関係ないだろ?

■20年前の放火殺人、再審支持 大阪高裁、釈放も認める
(朝日新聞デジタル - 10月23日 10:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3676945

ネットに出ている情報は、支援者側のも、有罪だと主張する側もどうにも偏向しすぎていて信用できない。

とりあえず信用していいのは↓の裁判所の再審判決文だと思う。

http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/346/082346_hanrei.pdf

■動きようのない事実
・被告人乙は前夫との間に長女Gと長男Sをもうけた。
・1990年4月に乙が働いていたスナックに客して来た甲と知り合い、5月から同棲しはじめる。
・高い家賃のマンションに引っ越したり車をローンで買ったりして家計が苦しくなる

・1992年7月、甲を被保険者、乙を受取人とする3000万円の保険を契約
・1992年11月、長女を被保険者とし、乙を受取人とする1500万円の保険を締結
・1994年3月、家賃の安いマンションに引っ越す
・1995年1月、4000万円のマンションを買う契約をする。とりあえず頭金として10万円支払う。しかし9月までに手数料170万円を支払う必要があった。
・しかし当時の家計は苦しく、支出が毎月の収入を上回る状態であった。
・同月末、本件長屋に引越。

・1995年3月、長男を被保険者とし、乙を受取人とする2000万円の保険を締結
・1995年7月22日、長屋で火災発生。長女が死亡

・1995年8月14日、乙は警察官の取り調べに対して、長女が甲に性的虐待を受けていたことを供述している
・1995年8月22日、長女の死亡保険金を請求
・1995年9月10日、警察が甲と乙を逮捕。当初は否認していたが、やがて放火殺人を自白。

■問題点
・甲が3000万円の保険に入ったのは、当時26歳という年齢からしてごく自然である。しかし小学生のこどもに1500万円とか2000万円の保険を掛けるのは、あまりにも不自然すぎる。

・極めて家計が苦しい状態なのに、4000万円のマンションを買うというのが理解しがたい。それともただの馬鹿だったのか?

・9月10日以降の取り調べによる自白は、強要があったかも知れないが、8月14日に母親が警察官に供述した、甲による長女の性的虐待(正確にはレイプ)は事実なのか?

・手数料170万円の支払い期限が迫っていたから長女を殺して1500万円受け取ろうとしたという話は、さすがに論理が飛躍しすぎていると思う。

・警察・検察が「自白」させた方法での放火は不可能であるが、でも本当に放火しなかったのか?殺すつもりは無かったのか?あるいは放火しようとしたのに放火する前に自然発火してしまったのか。また自然発火だとしても、自然発火するように状況を設定した可能性は無いのか。

・本当に殺すつもりはなく、単純な事故だったとした場合、幼児でもあるまいし、11歳の小学生ひとり、何とか風呂場から救出できなかったのか。この問題について裁判当時は被告たちが「何もしていなかった」のが怪しいとされたものの、再審決定の裁判では気が動転していたためとも考えられると判断している。

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しかし本当にこの長女が母親の彼氏にレイプされたあげく殺されたんだったら、あまりにも悲惨で可哀想すぎる。事実を明らかにしてほしいけど20年も経ってしまうと厳しいかも知れないなあ。
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