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2015年10月24日01:23
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映画☆☆（10月��）罪の余白鑑賞☆☆ＮＯ117
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10月23日（金）曇り
新作が次々公開されてますね。
後回しにしていた作品の上映時間をチェックしてみました。
｢パパが遺した〜｣｢ファンタスティック〜｣は上映回数が1日3回なのでまだ大丈夫そうでした。
所が｢罪の余白｣が1日1回上映になってました。
そんなわけで終映しそうな本作をポイント鑑賞で観て参りました。
12スクリーンの中で一番小さいシアターでした。
終映近いせいか1日1回のせいか8割位の適度な混み具合でした。
少しネタバレします。
☆☆罪の余白☆☆(2015年・日本)120分
あらすじ
女子高に通う加奈は、ベランダから転落し命を落としてしまう。。
彼女は、女子高のカーストの中でトップに君臨する咲（吉本実憂）に憧れる友人グループの一人だった。。
加奈を男手一つで育ててきた安藤聡（内野聖陽）は自責の念にかられており、娘の死は事故だったと信じていた。。
ところが、死の真相を探ろうとする安藤の前に咲が立ちはだかり……。
☆☆キャスト☆☆
原作：芦沢央
監督：大塚祐吉
脚本：大塚祐吉
音楽：鈴木ヤスヨシ
☆☆内野聖陽
（安藤聡）
☆☆吉本実憂
（木場咲）
☆☆谷村美月
（小沢早苗）
☆葵わかな
（笹川七緒）
☆宇野愛海
（新海真帆）
☆吉田美佳子
（安藤加奈）
堀部圭亮（西崎真）
利重剛（宮崎知良）
加藤雅也（高山満）
他
第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央の小説を基に、娘の死の真相を知ろうとする父親と人気者の女子高生との攻防を描くサスペンスドラマ。。
男手一つで育てた娘が学校で転落して亡くなり、どうして死んだのかを調べている男が、美しく邪悪な女子高生に振り回されるさまを映す。。
監督は、『Girl's Life』などの大塚祐吉。。
出演は『臨場』シリーズなどの内野聖陽と『ゆめはるか』などの吉本実憂のほか、谷村美月や加藤雅也ら。。
繊細かつ過激な女子高生の行動に衝撃を受ける。
中高生の学内ヒエラルキーをモチーフにした作品です。
最近では｢ソロモン〜｣｢渇き。｣ もそうでした。
海に程近い女子高で安藤加奈が転落死します。
加奈の父は大学の心理学を教えています。
事件の背後に加奈と親しかった咲と新海のふたりが関与しているようです。
命をを危うくするような行為を強要する咲は見ていてかなり恐ろしい。
それは彼女には○の意識が欠如しているからです。
この彼女のダブルバインドはビジネスの世界では良く有る事です。
この咲が怖いのは相手がどちらを選んでも○をしない点です。
これが中高生のヒエラルキーの中での世の習わしなら哀し過ぎます。
いつの間にこんな世の中になったのだろうとかと思うと寂しくなります。
じわじわと盛り上げるサスペンス演出には惹きこまれました。
イジメなのか？
違うのか？
娘が死んだ悲しみを酒で紛らしながらその真相を調べる父。
父と死んだ娘の親友の対決です。
ダブルバインド。
アンビバインド。
共依存。
演技性人格障害。
発達障害。
自滅誘導。
囲い込みと○。
圧力と○○。
学校に限らず仕事でも政治でもこういう人がリーダーだったらと思うと恐怖を感じました。
内野聖陽さんは渋くてスタイリッシュな演技が魅力的でした。
吉本実憂ちゃんは眼力が有りクールビューティーなサイコ役を好演です。
二人の絶妙な掛け合いには息が詰まりました。
イジメの構造がわかりやすい内容でした。
イジメている側にはその意識が全く無くイジメられている側は耐える事を選択してしまう。。
犯罪になる事はまれで耐えられなくなった方が○を落とします。
☆☆評価☆☆
言葉には言い表せない深い感情が見えます。
罪の余白とはラストにピッタリ黙示力といった感じの世界観でした。
（★3.5）
・少し前に観た友人たち
友人1：しかしこんな高校生が現実に居ない事を祈りたい。
育ち方なのかわからないけど恐ろしい事です。（★3.5）
友人2：心理学の先生がこんな高校生の心理作戦に巻き込まれてしょうもないと思ったわ。
内野聖陽の演技がいいだけにあと一歩の残念な作品でした。（★3）
友人3：父親側の気持ちが痛いほどわかる。
でもあんな女子高生がホントに居るとしたら普通の素朴な子を学校に行かせるのは怖いと思った。（★3）
友人4：原作読んでますから理解出来ましたけど未読の方には説明不足かも知れません。
欲を言えばクラスの女子がもう少し絡むと盛り上がったと思う。（★4.5）
友人5：谷村美月ちゃん可愛かったです。
しかしサイコな女子高生が現実に居て欲しくないと思った。
凄く怖い事だと感じました。（★4）
バイト友Ｘ：こんな女子高生は殺してやりたいわ。
酷過ぎるよ。（★3）
中高生に観せたい教育映画だと思います。
サイコサスペンス要素が入った内容にはなってます。
興味の有る未見の方は是非に〜。
新作が次々公開されてますね。
後回しにしていた作品の上映時間をチェックしてみました。
｢パパが遺した〜｣｢ファンタスティック〜｣は上映回数が1日3回なのでまだ大丈夫そうでした。
所が｢罪の余白｣が1日1回上映になってました。
そんなわけで終映しそうな本作をポイント鑑賞で観て参りました。
12スクリーンの中で一番小さいシアターでした。
終映近いせいか1日1回のせいか8割位の適度な混み具合でした。
少しネタバレします。
☆☆罪の余白☆☆(2015年・日本)120分
あらすじ
女子高に通う加奈は、ベランダから転落し命を落としてしまう。。
彼女は、女子高のカーストの中でトップに君臨する咲（吉本実憂）に憧れる友人グループの一人だった。。
加奈を男手一つで育ててきた安藤聡（内野聖陽）は自責の念にかられており、娘の死は事故だったと信じていた。。
ところが、死の真相を探ろうとする安藤の前に咲が立ちはだかり……。
☆☆キャスト☆☆
原作：芦沢央
監督：大塚祐吉
脚本：大塚祐吉
音楽：鈴木ヤスヨシ
☆☆内野聖陽
（安藤聡）
☆☆吉本実憂
（木場咲）
☆☆谷村美月
（小沢早苗）
☆葵わかな
（笹川七緒）
☆宇野愛海
（新海真帆）
☆吉田美佳子
（安藤加奈）
堀部圭亮（西崎真）
利重剛（宮崎知良）
加藤雅也（高山満）
他
第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した芦沢央の小説を基に、娘の死の真相を知ろうとする父親と人気者の女子高生との攻防を描くサスペンスドラマ。。
男手一つで育てた娘が学校で転落して亡くなり、どうして死んだのかを調べている男が、美しく邪悪な女子高生に振り回されるさまを映す。。
監督は、『Girl's Life』などの大塚祐吉。。
出演は『臨場』シリーズなどの内野聖陽と『ゆめはるか』などの吉本実憂のほか、谷村美月や加藤雅也ら。。
繊細かつ過激な女子高生の行動に衝撃を受ける。
中高生の学内ヒエラルキーをモチーフにした作品です。
最近では｢ソロモン〜｣｢渇き。｣ もそうでした。
海に程近い女子高で安藤加奈が転落死します。
加奈の父は大学の心理学を教えています。
事件の背後に加奈と親しかった咲と新海のふたりが関与しているようです。
命をを危うくするような行為を強要する咲は見ていてかなり恐ろしい。
それは彼女には○の意識が欠如しているからです。
この彼女のダブルバインドはビジネスの世界では良く有る事です。
この咲が怖いのは相手がどちらを選んでも○をしない点です。
これが中高生のヒエラルキーの中での世の習わしなら哀し過ぎます。
いつの間にこんな世の中になったのだろうとかと思うと寂しくなります。
じわじわと盛り上げるサスペンス演出には惹きこまれました。
イジメなのか？
違うのか？
娘が死んだ悲しみを酒で紛らしながらその真相を調べる父。
父と死んだ娘の親友の対決です。
ダブルバインド。
アンビバインド。
共依存。
演技性人格障害。
発達障害。
自滅誘導。
囲い込みと○。
圧力と○○。
学校に限らず仕事でも政治でもこういう人がリーダーだったらと思うと恐怖を感じました。
内野聖陽さんは渋くてスタイリッシュな演技が魅力的でした。
吉本実憂ちゃんは眼力が有りクールビューティーなサイコ役を好演です。
二人の絶妙な掛け合いには息が詰まりました。
イジメの構造がわかりやすい内容でした。
イジメている側にはその意識が全く無くイジメられている側は耐える事を選択してしまう。。
犯罪になる事はまれで耐えられなくなった方が○を落とします。
☆☆評価☆☆
言葉には言い表せない深い感情が見えます。
罪の余白とはラストにピッタリ黙示力といった感じの世界観でした。
（★3.5）
・少し前に観た友人たち
友人1：しかしこんな高校生が現実に居ない事を祈りたい。
育ち方なのかわからないけど恐ろしい事です。（★3.5）
友人2：心理学の先生がこんな高校生の心理作戦に巻き込まれてしょうもないと思ったわ。
内野聖陽の演技がいいだけにあと一歩の残念な作品でした。（★3）
友人3：父親側の気持ちが痛いほどわかる。
でもあんな女子高生がホントに居るとしたら普通の素朴な子を学校に行かせるのは怖いと思った。（★3）
友人4：原作読んでますから理解出来ましたけど未読の方には説明不足かも知れません。
欲を言えばクラスの女子がもう少し絡むと盛り上がったと思う。（★4.5）
友人5：谷村美月ちゃん可愛かったです。
しかしサイコな女子高生が現実に居て欲しくないと思った。
凄く怖い事だと感じました。（★4）
バイト友Ｘ：こんな女子高生は殺してやりたいわ。
酷過ぎるよ。（★3）
中高生に観せたい教育映画だと思います。
サイコサスペンス要素が入った内容にはなってます。
興味の有る未見の方は是非に〜。
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