習近平訪英の雑感

中英首脳会談「関係は黄金時代」アピール(映像ニュース）
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151022-00000012-nnn-int

少し前の訪米が散々だっただけに、イギリスでの歓迎には、習近平も大いに溜飲を下げただろう…と思ったら、実際には諸手を上げての歓迎ではなかった…という話。

晩餐会での習近平の挨拶を傍らで聞くアンドリュー王子の態度が酷すぎると話題に
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1857799.html
習主席の屈辱、英議会演説で一度も拍手起こらず
http://gensen2ch.com/archives/45996489.html

これが事実だとすれば、わざわざ招待しておいて無礼極まりない話ではあるけれど、習近平もウリナラ起源みたいなことを言い出してイギリス人の矜持を傷つけてるわけで、その辺はいい勝負なのかもしれない。

「中国の４大発明が英国の発展開く」……習近平主席・晩餐会スピーチ全文
http://www.sankei.com/world/news/151021/wor1510210057-n1.html

かくも気の合わない中国とイギリス、それでも手を組むというのだから、世の中ちょっとくらい「価値観」違っても、「カネ」にさえなれば大抵は妥協できてしまうものよなと。

安倍政権が推し進める「価値観外交」。中国封じ込めの大義としては悪く無いだろうけれど、義だけでは利に勝てないのは、インドネシア鉄道が良い教訓になったのではないか。

インドネシア高速鉄道の受注失敗　中国攻勢…日本に油断　インフラ輸出戦略に影響も
http://www.sankei.com/politics/news/151004/plt1510040006-n1.html

至誠は天に通じても、人には通じない。日本はもっともっとクレバーになっていいと思う。