職業訓練校　体験記

　会社を退職して失業中の方に
失業保険は、職安に職探しに行けば給付期間はもらえます。

私は何か学びながら、失業手当もらえないか考えました。
職安で目にした　パンフレット
職業訓練校案内　綺麗なカラーで作ってあります。
　自分に合うのはあるかなー　　　住宅リフォーム科　私にピッタリのネーミング
7月〜１2月まで６カ月間　　交通費　授業料無料　手当も付く

これしかないと、迷わず受け付けのおじさんへ直行
おじさん曰く、人気の科ですから試験と面接しだいです。なんだ誰でも受講出来ないんだ。
ここでも、ふるいに掛けられる　厳しい世の中なのです。

試験当日　３０人以上いました。この中で合格するのは、１０人
まず、定年退職して　住宅リフォームでものんびりやって見ようか、なんて言う人は通りません。
ここで技術を身に付けて、働きます（就職します）と言う意志を見せつける　ぐらいでないと。
面接する先生方の成果は、就職率です。（卒業した人の何人が就職できたか）
若い方が有利ですが、やはり学校ですから
協調性（みんなと仲良くやっていけるか）を見られます。

合格したのは、男性４人　女性６人でした。
年令は、男性４０代５０代２人づつ　　女性２０代２人　３０代１人　４０代１人　５０代１人
皆さん温厚そうで　安心しました。
実技は、心出し　木材の加工　石膏ボード　ドアの取り付け　フローリング　壁紙　などなど、
ノミ　電動のこ　インパクトドライバーの使い方も丁寧に教えてもらえるので、不器用でも大丈夫です。細かい事は、パンフレットに書いてあります。
問題は学科、
ＣＡＤ　製図　建築関係法規（家を買う時に役に立ちそう）５０歳以上の方には根気が必要です。
女性は、ＣＡＤ経験者で、初心者相手の授業は退屈そうでした。（レベルが月とスッポン）
ＣＡＤは、自宅のパソコンでもすぐ出来るので、意外と楽しめます。（パソコン経験あれば）
中学校に戻ったつもりで、和気あいあいとさせてもらいました。

受講してみて、
残念ながら　独立して住宅リフォームするのは無理だと思います。
リフォーム店で、実際に経験しないと細かいトラブルに対応出来ませんから。
自分の家を、できる範囲で（多少の失敗は目をつぶり）するのなら問題ありません。

人生に無駄なことはないので、興味のある方はおすすめです。