mixiユーザー(id:18155848)

2015年10月21日04:19

281 view

宇宙の子マサさん。旅がおしえてくれる、人生最後の日に想うこと。



(photo:中国植林ツアー最終日のラクダのキャラバン。)


http://s.ameblo.jp/masa-universe/entry-12074838878.html








-その日、

着陸の機内アナウンスで目覚めた僕の水晶体は、驚きの光景を映し出した。






それは見たことのない、澄み渡った北京の空だった。

この数日前、大陸を通り抜けた風がスモッグを晴らしたらしい。





その5日後、

沙漠での植林を終え、

国内線で再び北京空港へ向かう機内に着陸のアナウンスが流れた。






そこにはいつもの北京の空が広がっていた。









そして北京から日本へ帰る機内。

スモッグの空を抜けると、当たり前だが、眼下には分厚いスモッグの空が広がっていた。

僕は懸命に、これを問題視しようと試みた。







けれど、心に湧きいずるものは、、、








みんなと過ごした時間や、



中国のこどもたちの笑顔だった。

(つないだ手に気づいた?)








この映像みたことあるかな?

地球を離れて宇宙の果てに行き、再び地球に帰って来る、というもの。





映像をクリックすると、

どんどんどんどん僕らの故郷の星が小さくなっていく。

日常も、戦争も平和も、大きなものの中にとけ込んでゆく。。





辿り着いた宇宙の最果て。

そこから再び僕らの命のある天の川銀河へと向かう。





そして2000億個の太陽の中に、僕らの太陽を見つける。

その軌道上に青い星が見えてきた。

懐かしい、あれが僕らの故郷だ。。





そこで僕は、ぬくもりを感じた。

この世界で起きている争いごと、

けど、そこに争うことのできる相手がいること、

その体温を感じることは、こんなにも嬉しいことだったのかと。











このフラクタルな宇宙で、

ひとつの旅を終えることと、

地球での人生を終えることの、構造は同じ。





人は、旅と人生の終わりに何を想うか?

それは、


『問題だらけのこの世界が、今こんなにも愛しい』だ。





僕たちは、ほんとは問題さえも愛おしい。

わかりあえること、わかりあえないこと、

その問題の向こうに相手がいること、

それが本当は、うれしくてたまらないんだ。





ボクしかいなかったセカイにキミを姿を思い浮かべた。

その破裂する喜びが宇宙のビッグバンとなり、

たくさんの「ボク」と「キミ」が生まれた。

近い未来、科学は発見するだろう。

「そう、宇宙は喜びから生まれた。」と。












人は大気汚染でさえ、愛おしく想えるのだ。

だってこの空の下に、僕らが過ごした日々があり、

出会った友達が今日も生きてると想うと、ぬくもりでしかない。

例え専門家が、問題だ、と言ったとしても。






旅の終わりの空と、人生最後に見る空の色は、おなじ『愛しい』という色。

宇宙の子


2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する