mixiユーザー(id:4256938)
2015年10月17日17:47
480 view
全く理解が出来ない
■安倍政権批判の文言入り文具、有無を調査 北海道の学校
(朝日新聞デジタル - 10月17日 05:40)
http://
我が北海道ですから結構ショックなのですが…。
子どもの頃に九条の精神を学校から教えられ、ずっと大切に誇りに思ってきた憲法。
それを守りたいと思うことが何故、
「政治的に偏った」主張になるのか。
99条にある憲法擁護義務を果たさない政権を批判したら何故ダメなのか。
全く理解出来ないんですよね。
だって安倍サンの前までは憲法守ることは普通だったはず。首相の一存で今まで信じてきたものを壊されてはたまらないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
9月28日道新「風」より
�犖析世鮟未海泙蕕擦討廊�
「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」
埼玉県の主婦が詠んだ俳句が大きな波紋を広げている。
昨年7月、さいたま市大宮区の三橋公民館が、毎月発行する「公民館だより」の俳句欄でこの作品の掲載を拒否した。
「政治的に偏った俳句を選んで載せたと誤解される恐れがある」という理由だ。
一連の経緯が新聞などで報道されると、多くの市民や団体が憲法が定める表現の自由を根拠に掲載を求めた。
だが、公民館や市は不掲載の姿勢を崩さなかった。溝は埋まらず、今年6月、女性は市などに掲載を求める裁判を起こした。
一主婦の俳句が憲法を守れと訴える市民の批判のうねりをまきおこし、法廷論争に持ち込まれたのだ。
公民館側の対応には疑問点が多い。
まず「九条守れ」は「政治的に偏った主張なのか」。
憲法99条は国民、とりわけ国会議員や公務員に憲法尊重擁護義務を課す。憲法を守れと訴えることに何の問題もない。
当然、公民館がこの俳句を掲載することにも支障ない。
さいたま市は「公民館は公正中立であるべきで、世論を二分する問題で一方の意見だけ載せられない」とも言う。
しかし、どんな事象にもいろいろな意見がついて回る。意見が割れるテーマが扱えないなら、公民館では何もできなくなってしまう。
そもそも世論が割れているかどうか、誰が、どう判断するのか。
公共の福祉に反する作品の掲載を拒むのは当然だ。
だが、この「九条俳句」はそうではない。行政の恣意的な判断で掲載を拒否するなら、まさに「公正中立」を隠れみのにした言論統制ではないか。
改憲を声高に叫ぶ安倍晋三内閣の意向を忖度(そんたく)していると勘繰られても仕方あるまい。
さまざまなテーマをめぐり住民が活発に意見交換して学び合う。それこそ公民館の本来あるべき姿だろう。
この問題を見過ごせない理由がもう一つある。戦前、反体制派の俳人が特高警察に次々と摘発された「新興俳句弾圧事件」と似ているからだ。
例えば、「溶岩に苔古(こけふ)り椿赤く咲く」という句だ。特高は「赤い花は共産主義の賛美だ」として作者を逮捕した。言いがかりでしかない。
新興俳句弾圧事件から数年後、日本は太平洋戦争に突入した。
安全保障関連法が成立したいま、九条俳句問題はなおさらきな臭く感じる。
憲法21条は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と定める。
公共の福祉に著しく反する場合は必要最小限の制約を受けるとされるが、特に明文化されてはいない。
これに対し、自民党憲法改正草案は「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動(中略)は、認められない」と、明確に制限を設けた。
何が公益で何が公の秩序か。
それを政府が判断するなら批判的な行為は全て排除されかねない。
草案の下では「必要最小限」が拡大する可能性がある。九条俳句問題と同じようなことが頻発しないか。
すでに、憲法や原発をテーマにした行事の後援を自治体が断る例が全国で目立つ。
安保法反対や脱原発を歌うアイドルグループが出演する行事を後援した自治体が、自民党から抗議を受けて後援を取り消した例もあった。
言論の自由が縮こまってはいないか。このような風潮を放置してはならない。
(朝日新聞デジタル - 10月17日 05:40)
http://
我が北海道ですから結構ショックなのですが…。
子どもの頃に九条の精神を学校から教えられ、ずっと大切に誇りに思ってきた憲法。
それを守りたいと思うことが何故、
「政治的に偏った」主張になるのか。
99条にある憲法擁護義務を果たさない政権を批判したら何故ダメなのか。
全く理解出来ないんですよね。
だって安倍サンの前までは憲法守ることは普通だったはず。首相の一存で今まで信じてきたものを壊されてはたまらないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
9月28日道新「風」より
�犖析世鮟未海泙蕕擦討廊�
「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」
埼玉県の主婦が詠んだ俳句が大きな波紋を広げている。
昨年7月、さいたま市大宮区の三橋公民館が、毎月発行する「公民館だより」の俳句欄でこの作品の掲載を拒否した。
「政治的に偏った俳句を選んで載せたと誤解される恐れがある」という理由だ。
一連の経緯が新聞などで報道されると、多くの市民や団体が憲法が定める表現の自由を根拠に掲載を求めた。
だが、公民館や市は不掲載の姿勢を崩さなかった。溝は埋まらず、今年6月、女性は市などに掲載を求める裁判を起こした。
一主婦の俳句が憲法を守れと訴える市民の批判のうねりをまきおこし、法廷論争に持ち込まれたのだ。
公民館側の対応には疑問点が多い。
まず「九条守れ」は「政治的に偏った主張なのか」。
憲法99条は国民、とりわけ国会議員や公務員に憲法尊重擁護義務を課す。憲法を守れと訴えることに何の問題もない。
当然、公民館がこの俳句を掲載することにも支障ない。
さいたま市は「公民館は公正中立であるべきで、世論を二分する問題で一方の意見だけ載せられない」とも言う。
しかし、どんな事象にもいろいろな意見がついて回る。意見が割れるテーマが扱えないなら、公民館では何もできなくなってしまう。
そもそも世論が割れているかどうか、誰が、どう判断するのか。
公共の福祉に反する作品の掲載を拒むのは当然だ。
だが、この「九条俳句」はそうではない。行政の恣意的な判断で掲載を拒否するなら、まさに「公正中立」を隠れみのにした言論統制ではないか。
改憲を声高に叫ぶ安倍晋三内閣の意向を忖度(そんたく)していると勘繰られても仕方あるまい。
さまざまなテーマをめぐり住民が活発に意見交換して学び合う。それこそ公民館の本来あるべき姿だろう。
この問題を見過ごせない理由がもう一つある。戦前、反体制派の俳人が特高警察に次々と摘発された「新興俳句弾圧事件」と似ているからだ。
例えば、「溶岩に苔古(こけふ)り椿赤く咲く」という句だ。特高は「赤い花は共産主義の賛美だ」として作者を逮捕した。言いがかりでしかない。
新興俳句弾圧事件から数年後、日本は太平洋戦争に突入した。
安全保障関連法が成立したいま、九条俳句問題はなおさらきな臭く感じる。
憲法21条は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と定める。
公共の福祉に著しく反する場合は必要最小限の制約を受けるとされるが、特に明文化されてはいない。
これに対し、自民党憲法改正草案は「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動(中略)は、認められない」と、明確に制限を設けた。
何が公益で何が公の秩序か。
それを政府が判断するなら批判的な行為は全て排除されかねない。
草案の下では「必要最小限」が拡大する可能性がある。九条俳句問題と同じようなことが頻発しないか。
すでに、憲法や原発をテーマにした行事の後援を自治体が断る例が全国で目立つ。
安保法反対や脱原発を歌うアイドルグループが出演する行事を後援した自治体が、自民党から抗議を受けて後援を取り消した例もあった。
言論の自由が縮こまってはいないか。このような風潮を放置してはならない。
0
0
ログインしてコメントを確認・投稿する