8.9月も読みました♪

すっかり秋の気配だというのに、夏読書のご報告、、、
ホントにあっと言う間に月日は流れる〜

「悲嘆の門（上）」　宮部みゆき
「森は知っている」　吉田修一
「武道館」　　　　　朝井リョウ
「走れ！T校バスケット部　１０」　松崎洋、松崎準
「過ぎ去りし王国の城」　宮部みゆき
「中島ハル子の恋愛相談」林真理子
「校長、お電話です」　　佐川光晴
「火花」　　　　　　又吉直樹


「森は知っている」は前作「太陽は動かない」の続編。
秘密組織の情報員と働く主人公の高校生時代が画かれたアクション小説。
エピソード0です。ほろ苦い少年時代から国際的な情報争奪戦へと巻き込まれていく主人公の運命にひきこまれて、一気読みです！


「走れ！T校バスケット部　10」
ついに青春小説完結です。高校教師となりバスケ部を指導する主人公、陽一が
最後はオリンピックで監督を努めるところで終わります。
長い長いシリーズで、たくさんのエピソードで楽しませてくれた作品ですが、
最後の終わり方がちょっと性急かな、、、という印象でしたが、
実は作家の松崎洋氏が闘病、逝去され、この小説のモデルとなった息子さんの準氏が
後を引き継いで、完成されたそうです。個性的な登場人物たちはほとんどモデルとなる方々がいたそうで、そんなエピソードを知ると、この作品がますます愛おしくなります。


「校長、お電話です！」
問題の多い、公立中学校の校長として赴任した主人公が今までの問題解決に奔走する作品。
私は息子も地元の公立中学を今春卒業したところなので、なかなか興味深く読ませていただきました！　こんな校長先生がいたらいいな〜、こんな人いるいる〜〜などなど。
普通に作品としても面白かったですよ〜