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2015年10月15日12:28

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見てない、録画もしてない、で内容の出来はどうだったのだ?

『相棒』、四代目・反町隆史の登場にネット歓喜「反町かっこいい!」「期待できる」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=100&from=diary&id=3664107
カッコいいとかよりも、内容はどうだったのや?

暗いというコメントがあったが、相棒はもともとダーク&ビターテイストだから、どう暗いのか説明してくれないと想像がつかん。

前シリーズの最終回は、この相棒シリーズ最悪の一本だったと思っているので、新シリーズがどう始まるのか?と思っていたが、ネットの情報からだと、なにごともなかったかのように復帰しているらしい。私は、首相官邸がテログループに占拠されて、犯人は右京との交渉を要求しているとか(これはネトウヨからクレームがありそうだな、笑)、海外で日本人が人質になる事件が起こり、その人質が右京だった、とかの設定を夢想したが、粛々と(?)新シリーズに移行したようだ。

前シリーズでは、最終回とワーストワンを争う、あの即身仏(!)もあったし、最古参の監督脚本コンビがもう限界かも、と思ってもいた。

脚本家の岡田惠和さんのNHKのラジオに、同じく脚本家の古沢良太さんがゲストで出たときの話では、最初の打ち合わせでストーリーの大まかなプランが提示されて、脚本家はいくつかのサンプルを出して、そのなかから選んで脚本を書く、といっていたが、この最古参コンビには、そういうダメだしするスタッフがいなくなっているのかも?とも思っていた。

『相棒』の面白さは、日本の社会の病理を、政治国家レベルから、警察内部の組織悪から、ネット社会を生きる庶民の追いつめられたはての殺意まで、単純な勧善懲悪ではなく、矛盾と怒りを、ヒネリにヒネッったストーリーで描くところにある。

その暗さと苦さは、宇宙人と超常現象が出ない日本版『Xファイル』ゆえの特徴ともいえる。

見た人は、ぜひご感想を聞きたい。




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