近頃、大村さんのノーベル賞受賞のニュースや、ラグビーワールドカップでの日本代表の
大活躍やらのニュースで大きな感動を受けたが、一方、今月3日徳島県の市道で、
マッサージ師山橋さんの外出をいつも助けていた盲導犬ヴァルデスが、バックしてきた
トラックに轢かれて死亡したというニュースに悲しみを感じていた。
そのトラックのバックには、警報装置がついていたが、スイッチが切ってあり、しかも、
ヴァルデスが主人を助けようとして犠牲になったと聞いて、余計にやりきれない思いを
持ったものだが、同時にどうして後方が全く見えないトラックがバックする際には
警笛を鳴らす義務が課されていないのかと疑問を感じていた。
多くの人が同じ思いを感じているに違いないが、今日12時のNHKニュースを視ていたら、
徳島県知事が、警報装置を鳴らす法制化を提言されたという。
何もバックしてきた車に轢かれるのはトラックに限った事でないが、死角の多い多い
トラックに義務付けられていないのが不思議な程だからよくぞ言って下さったと思う。
町で時々杖を使いながら歩いている盲人の方を見かけるが、それは全ての盲人障害者に
盲導犬が行き渡っていないからだろう。その貴重な盲導犬を失う悲しい事故が起きないよう
次回国会では是非法制化して欲しいものだ。
ログインしてコメントを確認・投稿する