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2015年10月14日10:18

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虐殺=日本も同じといってる人はなぜそう思えるの?

■南京事件登録、政権がユネスコ分担金停止検討 記憶遺産
(朝日新聞デジタル - 10月14日 02:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3661810

戦争時に戦闘行為による殺人を行うことと、政府軍/ゲリラ軍などが自国民/他国民を不法虐殺することが同じと定義してる人ならまあわからんでもないが、中国共産党と大日本帝国の殺害レベルが一緒だと思ってる人はちょっと知識不足だと思うな.....。桁が一ケタ以上、下手すれば2桁ぐらい、中国のほうが悪辣だよ。戦時下ですらない非戦闘員の虐殺という意味では、日本の比ではない。

南京虐殺の話は一方的に日本が非難されているが、「戦時下」「逃げ出した中国兵兵が町中にいて、投降してこない者を対象にゲリラ兵狩りの最中」「敵国国民の殺害」という案件なので、(1)どういう命令が出ている状況で、(2)どこで何人の南京市民が、(3)どのような状況下/経緯で殺されたのか、という3点をいちいち検証しないと、日本側の責任がどれほどあるのか、判別すらつかない話のはずなんだが....。そういう細かい論証をまともに見たことがないんだよな。だいたいが「市民の死体があった=日本の仕業だ」という話で終わってて、その死者についての論証がついたものがほとんどない。写真に解説が一行程度あるようなものをもって事実認定してる人もいるみたいだが、その写真がどこでいつ撮られたのかのデータすら不明瞭な例も多くて、何がどーなってるのか専門外の私は判断つきかねる。

「市民がいっぱい死んだ=敵軍の日本がやったに違いない!」と普通の感覚なら思うのだろうから、死体写真=日本が悪って思う人は多いんだろうと思う。が、当時の中国軍というのは督戦隊がいなければ戦線維持できないような中世まるだしの軍隊で、自国民の損害なんか屁とも思わないし、捕虜の取り扱いなんてまさに中世!って感じのトンデモ軍であったことを知らないといけない。そもそも中国政府が自国民の殺害にさほど遠慮していないことは、天安門をはじめ文化大革命、東トルキスタン、チベット、モンゴル、法輪功弾圧などなど、有名どころだけでも十分に証拠があるだろう。

翻って、日本国内での大規模虐殺事件というのは(あくまで他国に比べるとだけど)実は少ないのではないか?と私は思っている。歴史的に有名なのは天草四郎の乱と信長の比叡山焼討ちだが、どちらも宗教がらみで一般的な案件とは異なる。沖縄の住民虐殺があるじゃないか!という人もいるだろうが、沖縄において多数の住民を殺したのは基本として米軍で、そもそも日本兵が住民を殺して回ったという状況認識が間違っている。
#日本軍による殺害は孤立無援の極限状態で起きたある種の「事件」扱いのほうが良いっぽいと私は思っている。
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