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2015年10月12日15:42

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元ものまね女四天王、時給は90円 マイミクのししじみちゃん。(⌒∇⌒)

わーい(嬉しい顔)元ものまね女四天王、時給は90円─日刊ゲンダイ / 2015年10月12日 9時26分
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/165551


 ものまねデュオ「しじみとさざえ」で90年代に脚光を浴び、松本明子、松居直美、斉藤ルミ子と「ものまね女四天王」と呼ばれた“しじみ”こと松下桂子さん(47)。現在は沖縄でものまねバーを経営し、ものまね特番にも出演しているが、デビュー時や沖縄移住の直後はお金でさんざん苦労して……。

 90年に「ものまね王座決定戦」でデビューして2回目の出場で準優勝を手にした直後、コンビを結成しました。ものまね四天王ブームにかぶせた企画モノです。同じ事務所の先輩、篠塚満由美さんと女性デュオにした方が売りやすいという大人の事情です。新人の私は抱き合わせ的な存在(笑い)。

 さざえの篠塚さん(現在休業中)は「スター誕生」のグランドチャンピオンを獲得して歌手デビュー。その後、ものまねの道に転向した14歳上の大先輩。コンビ格差があって当然ですよね。

 コンサートツアーでコロッケさんと全国を回らせていただいたり、イベント、テレビ、ラジオ、取材と休みはほとんどないのに、月給は10万円でした。さざえさんとはキャリアの違いからお給料は10分の1。デビューできただけでもありがたいと思い、社長には文句ひとつ言わず、親から仕送りをもらってましたね。

■独立後はものまねバーを自身で経営

 コンビ解散後はピンで活動。そして8年前に大好きな沖縄に移住しました。移住当初、120社のイベント会社に宣材を送り、たった2社(笑い)からオファーをもらい、ショッピングモールやホテルのステージで歌わせていただいてました。私はお金に頓着しない性分で、沖縄のスローライフを満喫しながら、最低限の暮らしができたらと思ってたんです。

 ところが、東京で知り合った沖縄の青年実業家から「店をやらないか」と再三誘われて。店をやった経験もないので断り続けていたけど、「物件は押さえてあるから」と半ば強引な誘いにOKせざるを得なかった。

 でも、いざオープンしてみたら3カ月で5万円ほどしかもらえず、1年トータルでは33万円。1日3ステージで拘束時間は8時間以上だから、時給に換算したら90円程度! ほかに同じ類いのない沖縄初のものまねバーだけに、連夜満員で、確実に儲かってましたね。金欲がない私もそんな現実に心身ともに衰弱し、生きていくのがやっと。

「辞めさせて欲しい」と申し出て、オーナーとは決別。お客さまから「続けて欲しい」と哀願されて新しい物件を見つけ、独立するに至りました。それが現在の「ものまね屋・しじみんちゅ」(那覇市若狭)。自分で経営してスタッフ2人と日々奮闘中です。今は最低限の生活ができるようになっています。

 芸人仲間が仕事で沖縄に来た時は、店に顔を見せに来てくれて、ショータイムに飛び入り参加してくれたり、お客さまと握手をしてくれたり、本当にありがたい。

 4月の店の7周年感謝祭で、別会場を貸し切って大々的に催した時には仲本工事中、ミニミニ長渕、リトル清原、ゴジーラ久山、コージー冨田、古賀シュウ、永雅実、みかん、ツートン青木……と古い付き合いの仲間が出演してくれた! 通常のギャラをお支払いしたら○千万円クラスの大イベントだと思いますが、安いギャラでもみんな“気持ち”で来てくれた。そんな仲間と約300人のお客さまのおかげで大盛況でした! 本当に感謝しかない。

 これからは沖縄にはない“ものまね文化”を広めつつ、「しじみんちゅ」という名前が、大好きな沖縄に残るように邁進します!(聞き手=松野大介)

▽まつした・けいこ 1968年5月、群馬県出身。90年に「ものまね王座決定戦」でデビュー。91年にユニット「しじみとさざえ」結成。ものまね女四天王としてブレーク。同年、「ものまね!想い出の九十九里浜」がヒット。レパートリーは小泉今日子、中森明菜など多数。

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