mixiユーザー(id:20016884)

2015年10月12日12:13

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安保法案ってアメリカのための法案????

今回の安保法案を「アメリカのための法案」という人がいる。
しかし、内容を見るとアメリカが得をした部分はせいぜい「平時でも物資提供がある」
くらいではないのか?
紛争時の後方支援というのは日本主導で行われるため逆にアメリカの意向がなくても
日本が利益を求めてグイグイ入っていくケースがあるかも・・・

そこで「アメリカのための法案」と言い張る人にその理由を聞いてみた答えが以下のコメント

「「新三要件」 (1)我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅か され、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること  ←これが「はなれ」の油田火災だ。
我が国の存立の危険を安倍は「石油の輸入ストップ」で表現した。
安倍首相は、国会に提出する前に、オバマ大統領と約束したことはご存知ですよね? 「誰と約束したのですか?」「オバマ大統領とです。」
そして、その訪米の頃には、その法案を前提とした克明な自衛隊部隊の再編計画が自衛隊制服トップ(防衛省統合幕僚監部)によってつくられていたこともわかっています。
そしてアメリカは、安保法成立を受けて、来年度の軍事予算を削減しました。
 「何が成立するから来年度のアメリカの軍事費が削減されたかって?」 
「日本の安保法が成立することを見込んで、まだ成立する前にですけど、米国の軍事費が来年削減されることが決まりました。
国会で決議していないけれども、安倍首相が訪米で約束したことを受けてのことです。」
そして安倍首相は国民に対し、米国本土は守らないけれども、米国の「はなれ」が火災になったら自衛隊が出て行って守ります、と説明しました。(フジTV)」


実際はこまぎれのコメなんですが続けてみると以上のようになります。
何回読んでも「アメリカのための法案であるという理由」になっていない(笑)!!
存立危機事態がなぜか「油田火災」という個別の事象に置き換わっている
もしかしたら「例え話のはなれの火災」を火災つながりで「油田火災」と連想したのか?
「はなれの火災」というのはたとえ話なのだから本当の火災のことを言っているのではない(笑)
わかりやすいように「はなれの火災の風向きが日本へ向いた場合」という比喩表現であるのは
あの説明を聞いた人はほとんどの人が理解しているのに
この人だけは「本当の火災」だと思っているのか?

もし「アメリカのための法案」であるなら
「集団的自衛権の全容認」(法案では一部容認)
「後方支援に関し無条件全承認」(法案では国会での例外なき承認)
のほうがアメリカの得になると思うがそれをなぜアメリカは要求しなかったのか?
これは当然アメリカ主導ではなく日本の主導で法案を決めたからです

安倍首相は、国会に提出する前に、オバマ大統領と約束した(?)ことは
報道されているし国会でも問題視されました
「アメリカは、安保法成立を受けて、来年度の軍事予算を削減しました」
この件を今回政府が否定したのがこのニュースです
 → http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3658562

それとこの人は「南スーダンで自衛隊が米国油田を守る業務をしている(これからする)」
と思っているらしいのですがPKO派遣ですしこれから「駆けつけ警護」が追加されるだけ
なので今後も「米国油田を守る業務」は当然ありません
もし内密でバレバレのことをやっているのならば
すぐに共産党あたりに情報が漏れて国会で追及されるのでは(笑)?

人それぞれの見方であるから当然一概には言えないが
いずれにしても「アメリカのための法案」だと思わせるにはそんな理由は理由にもならない!!
頭のいい小学生でもツッコミがいれられるレベルの話だ(笑)!!

ところで誰も話題にしない「新三要件」の「存立危機事態」とはどういう状態をいうのか?
次回はこのことを考察してみたいと思います


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