さて、このまま乗り続ける決意をしたものの、現状を鑑みると、15万kmは十分使用可能なエンジンとミッション本体以外は すべてのゴム製品、シール、ベアリング、ブッシュ、スプリングといった消耗パーツの交換とオーバーホールが必要になってきます。
その費用を概算すると工賃まで含めると、国産の750クラスなら楽に新車で購入できる位の金額が出てきました。
ここなんですよね。いつもいつも、新車購入に気持ちがぐらつくポイントは！
でも、もう絶対このバイクでいくって決めたので、色々と対策を考えました。
まず、基本的に修復はすべて自分で行う。アクセスコンピューターとかバキュームゲージとか自分じゃ手配のつかない工具が必要なもの以外は、とにかく自力で行くことを前提にしました。
とはいうものの、実際には、どうしても必要な工具とかで、すでにもう5万ほど支出してしまいました。
まぁ、それでも長期的に見ると、十分ペイできる範囲内かなと考えています。
特に、BMWのハブ式の後輪のバランスがとれる静止バランサーを見つけたのは大きな収穫でした。1万4千円と高価でしたが（といっても2回の交換で元が取れる）、これにより諦めていたタイヤの自力交換が可能になりました。
そして部品はというと、海外のパーツバイヤーのサイトに つたない英語力を駆使して手配します。すでにブレーキ周りのパーツとかを発注しましたが、この方法だと国内ディーラーで買う価格の約3分の1程度の価格で購入可能です。
ちなみにこの方法でもパーツ代だけでも25万円くらいはかかりそうです。中でも、オーバーホールのきかないサスペンションが高価なので、これが頭痛の種です。
ちなみに僕の場合冬場は3か月近くバイクはオフなので、この時期をフルに利用して、3年計画でリファインしていこうと計画しています。
ちなみにこの冬はブレーキ周りとタイヤ、ホイール、フロントフォークの予定です。
必要なパーツも着々と揃い始めました。後はクライマーリペアマニュアル（純正の数倍の厚さで、とっても詳しい）が11月半ばくらいに到着するのを待つだけです。
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