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2015年10月10日23:03

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リア充オタク!!負の遺産

日テレ「ZIP!」で「リア充オタク」特集 「それはオタクじゃない」など議論に
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3655487

オタクも時代とともになにやら
ちょいちょい変化してきているのでしょうか!!

私の中では太古のひとむかし前
新人類とかニューアカとか呼ばれた
なんとなくクリスタリングなポストモダン部族が
今なおオタクのイメージとして強いっす笑

オタクはもともと
バブル全盛の追い風もあって
ハイパーリア充の権化のようなものだったから
そもそもリア充とオタを対極的ギャップと仮定し
それがなんと意外に折衷してきたよ的な
前提からして私には違和感がありますねえ

いい歳してアニメやゲーム好きなやつとか
幼女ややおいや薄い本やエロゲー好きで
恋愛や仕事や金や地位などのリア充とは
縁もゆかりも友達も超いないキモスな
大きいお友達こそが真のオタクたる者
ではない

真のオタクとは
膨大な金と時間を趣味につぎ込んで
薄い本やフィギアに囲まれた自宅警備員で
たとえ激甚災害や殺人事件が起きても
一切心を乱すことなく好きなエロゲーや
アニメをみること最優先で心血を注ぎ
真実一路の崇高な愛に殉じる者
ではない

非オタというのは……
いいかよく聞けッ! 真の非オタとはッ!
開拓の心を忘れ!
困難に挑戦する事に
無縁のところにいる者たちのことをいうのだッ!

オタクってやつはだいたい
もえるアニメやゲームやフィギアなどを起点に
宇宙開闢や五十六億七千テラ万回の輪廻転生を
見通す者である

かつてカミーユ・ビダンという人物が
特警にとっつかまって取調室でうなだれて
自分の股ぐらの間に宇宙をみていた
あれがオタクの真髄である笑

限られたジャンルに異様に詳しいとか
一芸に秀でたスペシャリストのことを
尊敬と親しみを込めてオタクと呼ぶような
日本国は共同幻想に長年支配されているが
真逆であると言わねばならない

オタクとは
リア非リアも問わずあらゆるジャンルに
縦横無尽またがり森羅万象を支配下に置くことを
求めてやまぬ中2煩悩の塊でどちらかといえば
ゼネラリストで
「ウルフオブウォールストリート」のデカプリのような
スーフリ(スーパーフリー)思想の実践行動者が
オタクたるものの本義だったのである

そうしたオタの原初の有り様に
ゆとり享楽主義で培養された今のオタ世代が
先祖帰りしつつあるのだ
とは全然思わないし
昔のオタが上等だったとも思わない

なぜならば
私がオタたちに初めて幻滅したのは
例えば湾岸戦争の頃
いきなりこれはファッションじゃないよ
マジだよと言って政治にコミットしだしたり
オウムが出てきたりして
最後の断末魔がエヴァンゲリオンだった
と思うからだ

しかし
昔あこがれてたオタ神たち
今50代ぐらいになってる世代
私のマイミクや友もなんだかんだ
50代が多い

愛しながら憎んでるってやつ
なのかなあ笑
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