「バクマン。」

「バクマン。」

「週刊少年ジャンプ」連載をめざす高校生漫画家コンビ。

佐藤健目当てで見たかと思いきや・・・意外にも、バクマン通なのです、私。
マンガ少年の息子がジャンプは欠かさず読んでまして、
バクマンのNHKのアニメシリーズを死ぬほど見てました。
従って私も死ぬほど見せられてました。
だから、あえて、映画を見ることもないかな、と思ってたんですが、
評判がよいので、どんなもんかと。

はじめは、予告編などで、ふたりのキャストはどうかな、と思っていたのですが、
ハマっていたと思います。小豆もそのまんまなビジュアルですしね。
原作と変えたキャラ設定やストーリーも、
全体的に見て、うまいことまとまっていたと思います。
原作にこだわりのある人は、ん！？て思うところもあると思うのですが、
私としては、マンガならではのありえない感を、スリムかつ、
うまくナチュラルにリアルに実写化していたように思います。
それに、まず、「マンガを描く」という地味な作業を、
すごく面白く効果的に映像化していたし、
わかる人はわかる小ネタも挟みつつ、
バクマンを知る人も知らない人も楽しめる青春エンタメだと思います。
エンドロール必見。

７５点。
（１０９シネマズ川崎　スクリーン６　１５：２０）