昨日刈ろうと思っていて刈れなかった日本晴を刈り取った。
今日はヨメが遅番でやっぱり朝飯が遅くなり、スタートは11時近くになってから・・・
とは言え、朝露が取れてからで無いと水分値が高くて、灯油を沢山使うからこれで良いんだけどね。。。
この日本晴は飼料用米。
いつまで経ってもJAが袋を持ってこないので取りに行くも、しこたま待たされ、さらに遅くなったことは言うまでも無い・・・
しかし、いわゆる減反するべき田んぼを有効利用するため、飼料用なら米を作って良いことになったのは良いが、普通減反する田んぼは条件の悪い田んぼだ。
例えば沼みたいに柔らかいとか、出入りしにくいとか、水を入れにくいとか、そもそもどうやっても取れないなどなど・・・
で、ワシは完全に休耕している田んぼは、小さい上に出入りしにくく水も入れにくい田んぼと、隣が畑で水を入れると畑が水浸しになり、さらに石だらけという田んぼ・・・
そして、過去にJAの若い衆が耕作していて耕盤をカチ壊しブラジル直行便の田んぼ・・・
これは田んぼを作る気にもならない田んぼ。
で、飼料用米を作っている田んぼは、組合長すら他の7割しか穫れない田んぼと曰う田んぼと、用水の水がダダ漏れで、なかなか水の入らない田んぼ・・・
だからそもそも穫れるワケの無い田んぼで作っている。
そこで去年まで、595Kg穫れと・・・
出来るわけないやろっ!!
ところが今年は何故か、有機栽培なら反当たり8.5俵で良いと・・・
なんで今更・・・
だからっちゅうて、そもそも7俵穫れない田んぼやし!
毎年始末書(理由書)っちゅうもんを書かされ、渋々助成金を寄こしているのだが、今年こそヤバいよとJAのおばちゃんが言いやがる。
てめ!作ってみろって!
あんたらの親方が穫れないって言ってんだよ!
しかも無農薬だし・・・
さて、横道に逸れて爆発してしまったが・・・( ̄▽ ̄;)
今年は面積も減って、飼料用米の作付けは2枚で2反チョイ。
34袋出せと・・・
1枚目は団地際の水の入れにくい田んぼ。
今年は田植えもまあまあよく出来たのだが、やっぱり途中からコナギやホタルイがワンサカ生えてきて株が大きくならなかった・・・
それでも例年より見栄えは良かったのに・・・
タンククローズで1杯4分目・・・
これ、2杯行かないとヤバいんだけど・・・
ただ、この田んぼは草が沢山生えたお陰か、水が来にくかったお陰か、はたまたもう1枚のと違って日辺りが良いからか分からないが、少ないながらも青米が少なく質は良さそう。。。
2枚目は家に近い田んぼの山側。
ここが全然穫れない田んぼなのだ。
朝は夏でも9時過ぎにならないと日が当たらない。
田んぼが乾かず毎年グチャグチャになる。
何度も言うが、組合長ですら「他の7割しかとれない田んぼ」と言う・・・
しかし、そんな田んぼも今年はイイ感じだった。
株も大きくなって、大豊作の予感もしていた。
もっともワシの大豊作は、反当たり7俵なのだが・・・(^◇^;)
でも、やっぱり最後はホタルイだらけ・・・
そんな中で、ホタルイにも負けず株は大きいままだったと思う・・・
奥が柔らかく、ドス穴をあけるので、手前で中割をして取りあえず手前の固いところを刈り広げる。
1反の半分も刈らないうちにタンクが一杯!
お−!
これは期待できるんとちゃうやろか?
ただ、ここは変形田・・・
半分と思っていたが、そうでは無かったようだ・・・
しかも奥の柔らかいところがかなり青かった・・・
しかし、手前は十分枯れているし、これ以上待つわけにはいかなかったんだ・・・
結局、この田んぼは1杯と9分目くらい・・・
まあ、この田んぼにしては穫れた方だと思うね。。。
さあ、田んぼからコンバインを出そうと思ったら・・・
入り口がスロープになってないから、刈り広げた稲が底に置いてあった・・・( ̄▽ ̄;)
忘れとった・・・(-_-;)
一抱えある稲を脱穀し、やっと田んぼから脱出(シーソーみたいになって、後ろにひっくり返るかと思うほど上を向いてしまった:傍から見るとそうでもないだろうけど・・・)
チョロッとの籾を排出〜
これで2杯に・・・ならんか・・・(-_-;)
2枚の合計は3杯ちょっとか・・・
乾燥機の目盛りは10石をやっと越えたところ・・・
こりゃ30袋いかんな・・・
また始末書や・・・
ホント、助成金くれんのなら自分で売るぞ!
そもそも補助金などと言う、生活保護なんかいらんのやし!
減反しろっちゅうから仕方なくやってるだけだし・・・
話しは変わるが、TPPが大筋合意だと・・・
もちろん農業は大打撃だろうが、ワシが一番心配しているのは、労働力の関税撤廃ということで、いわゆる移民が大量流入するかも知れないという部分だ。
もしそうなれば日本はメチャクチャにされる・・・
アメをうまく煙にまけるような政治家はおらんもんかのぉ・・・?
アメポチ自民じゃ日本は守れんだろうな・・・
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