先月は毎日のように戦争法案反対デモへ行き、さすがに疲れました・・・。
というわけで、9月のとある週末、ドライブへ行ってきました。久々のレジャーです
行き先は泊原発のすぐそばにある、原子力PRセンター「とまりん館」。
(※写真は2012年8月撮影のものです)
「あれ、全然レジャーになってないじゃん」というツッコミは無しで。
趣味と実益を兼ねてということです
およそ7ヶ月ぶりに行ったとまりん館の内部で、大きく目を引いたのがコレ。
「泊原発の津波対策として、高さ6.5メートルの防潮堤を造りました!」という大アピール。
写真で見る限り、函館五稜郭のお堀の方が頑丈に見えますがw
どうせならこの防潮堤を造るのに、いくらお金がかかったのかも明記して欲しかったですね
そうすれば、「俺たちが払った電気料金から、いつ動くかどうかも分からん原発にムダ金を使いやがって!
」と、北海道民の怒り爆発になること請け合いだったのに
ちなみにこんな立派なホールや・・・
プールもあります。
泳いでいる人全然いませんでしたが。
さらに今回、資料コーナーで発見したのが、北海道電力の社内報。
あまり時間がなかったので全部を見ることはできませんでしたが、10月26日の「原子力の日」に合わせて、社内報でも毎年原子力に関する特集を組み、大々的な原発推進キャンペーンを行っていたことが分かりました。
その中でも目を引いたのが、1996年11月発行の、社内アンケートの記事。
Q、「原子力の必要性」について説明できますか?
あれほど原発の必要性を訴えていた割に、電力会社内部で必要性を説明できるのが60%程度とは、少々矛盾した結果じゃありませんか?
さらにもっとひどいのが、コレ。
Q、「原子力の安全性」について説明できますか?
何と半数近くの社員が、「説明できない」と回答
しかも、(言葉は悪いですが)下っ端の社員ほど、説明できない割合が高くなっています。
それにしても、経営職の人間は自信満々に「説明できる」と答えているのに、末端の社員は3分の2が「説明できない」と答えている。この差はいったい何なのでしょう?
経営職は言いっ放しで、実際に討論する場所には来ない、あるいは来ても「やらせ」を使う。
末端の社員は、何だかんだ言っても実際に事故が起きたら現場に行くのは自分たちである。
理由は多々考えられますが、上に行けば行くほど「原発は安全だ」と嘘をつくのに何のためらいもなくなる、というのは確かなようです。
電力会社の社員の半数が安全性を説明できない原発。
(岩内町から見た泊原発。めちゃくちゃ近い
)
こんなものを安全だと言い張り、再稼動させようとする電力会社の姿勢はいかがなものでしょうか
最後に、処置なしな原発信者の投稿で、日記を締めたいと思います。
(『原子力文化』2015年9月号より)
https://www.jaero.or.jp/data/03syuppan/genshiryokubunka2015/genshiryokubunka2015.html
この投稿者の度し難い原発反対派に対する敵意と、国や専門家への妄信。
さらには何故か、安保法制反対派にも敵意を向けている。
臣民への道は果てしなく険しいですね
■内部被曝「知っている」45% 放射能への理解度が低下
(朝日新聞デジタル - 10月08日 00:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3653082
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