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2015年10月08日18:21

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ISDS条項を丁寧に

今夜の「クローズアップ現代」のテーマ
“正しい”アクセント 誰が決める?

先日の日経紙でも東京のアクセントが平板化しているとありました

「そんな所へ寐(ね)ると風邪(かぜ)引いてよ」
「本当に好い御天気だわね」

夏目漱石の「門」の一節
主人公宗助の妻御米の言葉です
明治10年代ごろから一部の女子学生が使い始めた「てよだわ言葉」で
尾崎紅葉は「一種異様なる言葉づかい」と記しています
今ではていねいな言い回しのようにも感じられますが
当時は野卑、下品な言葉遣いと考えられていたようです

安倍首相はよく「国民に丁寧に説明する」と発言されます
先の安保法案、今回のTPPしかりです

21012年末の総選挙、自民党の公約は
「聖域なき関税撤廃を前提条件とする以上、TPPに参加しない」
でした
それが翌21013年3月首相は突然参加表明します
突然の心変わりは何なんでしょう
丁寧な説明がなされたんでしょうか

またその直後の報道
、北海道の7割の農家が廃業に追い込まれる、とか
食の安全が脅かされるとか様々な問題点が数多く指摘されました

しかし今回そういった記事はほとんど見られず交渉難航の報道ばかり
まるで早く締結しろと迫るような

朝日新聞に消費者運動家ラルフネーダーらは
TPPには多くの問題点があり、特にISDS条項に言及されています
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11416329.html

他の多くの識者もこの点を指摘しています
しかし朝日新聞はこの後これに関して全くフォローしていません
TPPに賛成なら尚のこと、問題提起に答える記事を書くべきでしょう

昨今言葉遣い、言葉の乱れが言われます

その前にまずきちんと説明すべきを説明する
政治家、メデイアは中身を充実させるべきでしょう





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