すべては その時々の人間の判断の違いできまる
すべての人間が幸福にいきていくことはできない
すべての人間の要求にこたえる事はできないように
すべての疑問矛盾を解決する方法はないんだから
相対性理論にくくられた人類の智の限界
それは 他からえられるがゆえに 無限に変化するものの見方
だから 同じ生き物でも 人によれば アレルゲンになり 人によれば癒しになり
人によれば 家族になり 人によれば恐怖の対象になり
あちらをたてれば こちらたたずが 当たり前で
結局 使うものの立場 使うものの主観 つかうものの心 で 聖にも邪にもなる
すべての時間と場を人が支配できない以上 そんなトラブルは必ずおきてしまう
テレビでも興味がないものを人は心にとめない
契約書でも 興味のない条項を読み流してしまう
限られた空間と限られた時間 その流動的な誰も読み切れないその変化のなかで
すべてのものを幸福に導く智は 差別さえも克服する智は
存在しない それが この人の世なのだから
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