mixiユーザー(id:11399914)

2015年10月06日02:48

212 view

落選運動よりも追放運動(思いつき駄犬メモ)

新規に暴力団事務所ができると、付近の住民から追放運動が起きる。よくある話だ。現在、暴力団については暴対法や排除条例の規制もかなり厳しい。暴力団は不動産取得も賃貸も難しい現状であるから、中々こういう問題は起きにくくなりつつあるように思う。

こういう追放運動というのは暴力団相手以外にも起きる。例えば、オウム真理教の後継組織だ。何しろ国家転覆をはかりし、テロリストの思想を受け継ぐ連中である。考え方によってはヤクザなんかよりはるかに怖いから当然であろう。

他にもある。マンション、ごみ処理施設、刑務所といった施設建設反対運動もこの追放運動の一種と見ていいだろう。マンションは日照権や景観の問題などで反対されるし、ごみ処理施設は悪臭、環境悪化を理由に反対される。刑務所は地価の低下、治安悪化、あるいは悪人の傍に住みたくないといった感情的なものが理由であろうか?とにかく、追放運動というのは結構、身近で日常的に起こるものなのである。

ところが、政治家の追放運動というのは見たことも聞いたこともない。『政治信条が異なるから、追放せよ』というのは良識的な行動とはあまり思われないからだろうか?またリスクも有る。あまりにも過激な『私刑』になりかねない。『東京は信濃町の住民』が共産党の政治家に対して追放運動なんてやったら、血の雨が降りそうである。もちろん、そういったリスクは極端にすぎよう。結局はやり方次第である。

とりあえず、不祥事を起こした現役政治家について行うのはどうであろうか?金銭スキャンダルを起こし、起訴されずに終わりこそすれ、信用ならない政治家というのは日本にはいくらでも居るわけだ。有権者を裏切っているのだから、追放運動の大義名分はいくらでもある。そして現役政治家が相手ならば、公人である。ゆえに『人権侵害』だとか『ヘイトスピーチ』だとか、つまらん話にはなるまい。

たとえば衆院選東京11区・板橋区にも有名な悪徳政治家が居る。下村博文文科大臣だ。彼を例に追放運動の具体的手段を考えてみよう。

まず、選挙事務所の前の建物に『暴力団と一緒に板橋区から出て行け。五輪利権大臣』なんて垂れ幕を掲げる。『オカルト馬鹿大臣』でもいい。

もちろん決起集会も開く。『暴力団と下村博文大臣を板橋区から追い出す会』なんてふざけた会を開いてやるのである。当然にこの内容で、ビラを巻くのだ。
当然、デモも開く。シュプレヒコールはこうだ。

『住民の平和を脅かす暴力団と住民を裏切った下村大臣は板橋区から出て行けー!』

こんなことをしようと選挙区からは絶対に出て行かないだろうが、これ以上のネガティブ政治活動は他に類を見ないと思う。

おわり犬
画像は家を建てたら、全然、近所じゃない『近所住民』から追放運動をされてしまった巨匠漫画家


1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する