mixiユーザー(id:4275877)

2015年10月03日11:11

305 view

VWの取引先が心配

騙しのテクニック(今朝の読売9ページに載ってる。)

走行試験と云ってもスピード上げてアクセル踏み込んで、タイヤは回転しても装置が大掛かりだから(室内試験場)進まない。GPSが組み込んである為、組み込んだコンピューターは進まない為「テスト」だと判断。燃費は犠牲にして排ガス浄化システムがフル稼働する仕組みだって。ところが堀場が小型のポータブルを開発、(アメリカの大学と共同開発か?)実車で測定できたらしい。悪いことは出来ないって解らないレベルも心配だね。

VWの取引先が心配どうなっちゃうのだろう?勿論従業員もだけど。
大体新型車を開発する時点から、サプライヤーに生産予測台数を知らせ、金型の取り数などを決めて見積もる訳だから、当然売れる台数が減れば先ず金型代がペイ出来ない。
問題はあっても材料や従業員を減らせても、出来上がってる金型代&設備投資分は重い負担になってくる。自分の会社だけの問題ではない。下請け・孫受け・仕入先の事も考えないと後が続かない。

VWの経営TOPは何を血迷ったのか?東芝といい、何時かはバレル粉飾を支持してきた3代のTOP。株主も土光さんの墓に土下座しろだって言ってた記事があったが、そんなもんで済まない。
確かに福島の原発の影響は、東芝は原発に掛けていたから解らなくもない。しかしその前からだって云うじゃないか!。

株主や世間を騙してきたんだし、世界の主要企業のエリート街道を歩んできたTOPも、中小企業の我々に「悪い知らせは早く知らせろ」と教育してきたじゃないか。同じ土俵で(ルールで)競っているもんだと思わされてきた世間にどんな言い訳をするのか?「正直であれ!」「誠は遂に現れる!」とお袋の口癖だった。

再発を防ぐには、ドチラも市場からは退場して頂くしか無い。東芝なんて監査法人も監査役も全額返納させて欲しい。せめて首になる(まだ決まってないが、必ずなる)従業員の保証に廻せ。
社外取締役なんて増やしたってクソの役にも立たない。

我が患者会だってそうだった。社外監査役なんて尚更だ。ハンコ押して手当てもらうのがいいところ。中にいる人間に出来ない事が外部の人間にわかる訳がない位に思っておいた方がいい。「自分の城は自分で守れ」と昔から言われて来た。

TOP次第。京セラの稲盛創業社長が書いていた。評価者にとっては有名なバイブルだ。
能力X実績ではダメだって。最低でもプラスになっちゃうが、X考え方だって。
考え方が悪い方向に向かって居たら東芝の様になる例だな。評価者TOPがやっちゃ世も末だ。


逆も困った。経理的には有難いが現場はたまったものでは無かった。日産の「シーマ現象」は生産台数予測の3倍も売れた。金型の取り数は予測生産台数に合わせて取り数決めているから、受注に対応するには時間延長しかなかった。
それに合わせて、従業員の配置も当然3交代が必要になる。大体やったこと無い体制を敷く訳だから大変だった。只何時まで売れ続けるかが解らなかったから難しかっただけで、今ではいい思い出になったが。
VWはそう簡単ではない。トヨタの関連会社アイシン精機がVWにも納入してたのを初めて知った。ここが火事になりトヨタのラインを止めた時の対応がすばらしかったのが忘れられない。
従業員10万人以上のデンソーの西尾製作所工場見学に行かせてもらったことがある。ここの凄さは当時度肝を抜かされた。しかしアイシン精機は行ったことも無いが引けを取らないと思いたい。

詳しい話は省くが、出火し特殊な加工機が焼失、日本中の同等の加工機を持っているところに、応援を求め、図面を配布し急場を凌いだ話は応援した親会社の役員からも聞いた。応援してくれた会社もアイシンだからこそだったのじゃないかな?供給責任を叩き込まれた。

神戸製鋼も阪神淡路の震災の影響で車用の特許の特殊弁バネが納入できなくなった時、日本の鉄鋼メーカーに応援を要請した。これ幸いとライバル会社はその技術もだけど、受注も復旧したら全部神鋼に返却したって話は有名だった。ライバルとは同じ水を(リバー)使う者同士だって。毒を入れたら共倒れだって読んだ(宗教哲学者ひろさちや著・曼荼羅人生論)

自分だけ良ければ、自分の会社だけ良ければな考えは持たない経営トップの元で働けた社員は誇らしい。昨日の日記「長谷川慶太郎世界の真実」に記した韓国も中国もロシア人にも勿論東芝の幹部にも(読マネーか)知ってほしいと思って書いた。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する