１０月２日の誕生花・風船唐綿（フウセントウワタ）

１０月２日の誕生花と花言葉は、杏子[あんず]（乙女のはにかみ）、黄花コスモス（野性的な美しさ）、アンズ（遠慮・気後れ・誘惑・慎み深さ）、コリウス（乙女のはにかみ・誘惑・慎み深さ）、ヘレニウム（絶望の恋・善良な家風・恋の望み）、リンドウ（寛容な心・派手）等々があります。今回は、風船唐棉[ふうせんとうわた]を取り上げます。花言葉は、「逆境と繁栄」です。

フウセントウワタとはガガイモ科フセントウワタ属の植物です。南アフリカ原産の植物で、毎年花を咲かせる多年草です。別名はフウセンダマノキ。 南アフリカ原産の多年草であるが
花より風船状の果実の方が鑑賞の対象とされています。
葉は柳のような感じで細長く、花は、小さく乳白色で下向きにたくさん咲きます。花の姿、形もユニークで印象に残るのですが、その後にできる袋状の果実の形は、格別にユニークで、もっぱらそちらの方を鑑賞したり切り花に利用されています。果実は表面がうす緑色で先が少しとがって風船の様に膨らんでおり、表面にはややグロテスクな感じでトゲ状の毛のような突起物がびっしりと付いています。果実は熟すその風船状の袋の中から綿毛の付いたタネが出てきます。
属名のGomphocarpus（ゴムフォカルパス）は、ギリシア語の(gomphos)ゴンフォス(こん棒)と(carpos)カルポス(果実)からなり、果実の形に由来しています。