mixiユーザー(id:13658569)

2015年09月29日03:12

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利用される稚拙な批判層。

何というか・・・

この犯人!?にしても、脊髄反射的で稚拙な批判にしても、
今のネット時代に表出され続ける従来的な代物というのに加えて、
総体的な政治状況や社会環境による顛末・・という他ない。

とりわけこの背景は、実際誰が、どんな理由で行ったかは不明ゆえひとまず置いといたとしても、
半知性的政治状況から派生する、『感情の劣化状態』と言わざるを得ず、
道徳的見地からは言うに及ばずも、権力側に対する弱者からのものではない、
弱者サイドの国民側から同じ立場の国民側への行為とするならば、
この分断的様相はある意味で相当深刻な状況を意味し、
社会全体の「総劣化状態」とさえ言えるのだろう、と。

それが冒頭の「稚拙」で不健全な批判として表れている。

いわゆる「やられても仕方がないだろう」、「しっぺ返し」的なものだ。
この文脈は、この度の政治過程にも表れており、「なら、◯◯はどうなんだ?」という、
直接的批判や非難に対する回避的な目的や、ある種の逃避目的がゆえに
その批判を交わしたり薄めたりしたいという欲求が透けて見える。

本来的には、その事象について直接的に、限定的に精査の上批判や非難が成され、
そこで帰結せねばならないもの。その他方にある類似事項は、
別途改めた取り上げ方や批判が成されるべきものであり、そうでなければ
悪戯に混同され、最後は何が本当の元凶や理由であるかが判別不能にさえ至り、
健全な評価や認識が成されない恐れがあるからだ。

それをあえて目的とする意図的な意思すらが背景にあるからこそ、
こうした論調が繰り返されるのだろうが、それは健全な思考回路や観点を持つ者からすれば、
極めて稚拙で意味のないものに映り、また子供同士の応酬的様相を呈していると映るわけで、
渦中にいる者はそのことの認識がないということだろう。

もっと世俗的表現に落とすなら、「みっともない」「見苦しい」ということ。

この題材に鑑みて言うなれば、その稚拙な揶揄らが、今の政権擁護の根幹であり、
その要素が政治状況の根幹でもある、そのことを如実に表している・・
即ち、こうした反知性的・反道徳的感覚を持つ層が今の政治を支持し、
その状況を更に推し進めんとする、その片棒を担いでいる・・いや、主役であるといってもよい。

この状況は、もう片側から観れば権力に対する「阿り」だろう。
より強い者に靡く、擦り寄る器の小ささを示し、その為に弱者が弱者を踏み潰さんとする・・

この状況は他の誰でもない、権力者側が一番喜ぶ。
そうして弱者同士で潰し合いをしてくれれば、自ら手を汚さず楽が出来る。
その根底にあるのは、潰す弱者も彼らの『捨て駒』にしか過ぎず、
最後に残った弱者も所詮弱者であるがゆえ、果てに淘汰の対象となる。
これは典型的な権力者の狡猾手法だが、
そのことに踏み潰さんと必死になる層自身が気付いていない。

権力者が不健全に社会環境を推し進めると、どうであれ弱者は切り捨てるもの。
都合の良い時、都合に合う者しか擁護しないし、弱者層であればあるほど、
例え自らを支援しようとも容易に裏切る・・という特性を認識していない。

つまりは、道徳的見地を超えた不健全で稚拙なこの奥田君に対する、
嬉々とした馬鹿げた批判や揶揄は、それを行う自らを貶めるばかりか、
そうして幾ら援護射撃を行おうとも、援護された側により最後に、
「残った社会の汚物」として淘汰されるということを認識しておいた方がよかろう。


SEALDs・奥田愛基さん「僕と家族に対する殺害予告が来ました」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=17&from=diary&id=3637230
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