mixiユーザー(id:15271383)

2015年09月28日21:27

78 view

「火の鳥」と安保法案

未来社会をデザインするには「火の鳥」が参考になると言う人がいたので、全12巻を通して読んでみました・・・でも、しかし手塚治虫の未来は悲観的ですねー。「火の鳥」では、古代から西暦35世紀までのいろんな時代が描かれていますが何れも内部崩壊で滅んでしまいます。例外が一つ、縄文人だけがいい社会を築くのにこれは渡来民の侵略で虐殺されてしまう。

テクノロジーの進歩は着実に見込んでいるのに対して精神面での進歩は古代から全く認められてなく未来も見込まれてないのが崩壊の原因のようです。ただ一途の望みは個人も人類も生まれ変わってやり直せるという輪廻思想が組み込まれています、がしかし、この輪廻思想とても2500年前のインド哲学のままです。もしかしたらこれ以上の精神的進歩は見込めないとの2500年前の結論が輪廻思想を生み出したのかもしれません。

バラ色の未来論が何時の間にか暗黒の未来になってしまいました。これでは未来デザインに使えそうにありません、何とかせねば。とりあえず縄文人の二の舞を避けるため安保法案が成立したのは良かった。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する