アベノミクスが勝手に『第2ステージ』に行ってしまった。
大竹まことが『ゴールデンラジオ』で言っていた。
「記者なら普通、前の3本の矢はどうなったって聞くだろ!」
その通りで、安倍首相の語る経済政策など、もうどうでもいいのだが、
そんなことよりも、なぜ会場にいる記者は何も言わないのだろう?
ただ首相の発言をそのまま記事にするだけなら、
会場には首相一人でいいわけだし、
会見なんてやらずに、要旨を紙にまとめて配ればいい。
首相のパフォーマンスを垂れ流すだけのメディアばかり。
前の3本の矢の検証や説明もせずに、
勝手に『第2ステージ』に行った。
この調子で、今回の政策も来年の選挙に向けて言っただけで、
勝手に『第3ステージ』に行くのだろう。
朝のラジオ番組で
「600兆という数値目標を掲げたのがいい」
とコメンテータが言っていた。
その人のことは好きなのだが、
今回のコメントには賛同できない。
2年でデフレ脱却すると言い、『2%の物価上昇』という数値目標があったはずなのに、
全く達成できていないし、達成できなければ辞めると言っていた日銀総裁は、
知らん顔して居座っている。
数値目標など掲げても無意味。
そもそも、GDP600兆になると、
国民は幸せになるのだろうか?
いつまで経済成長の幻影を追うのだろう。
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