■夫婦同姓、厳しい国際世論=国連、法改正を勧告
(時事通信社 - 09月23日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3629320
30年放置で勧告しか来てないなら、対応しなくてもさほど問題じゃないと思う。勧告がIAEAの原発安全基準とかなら守らなければ非難囂々だろうが、社会体制をどうするかは国の内部で決めること。家父長制がいいとは言わんけど、家という概念に基づいて財産相続他の法体系が出来上がってるので、家のなりたちともいえる姓をいじるならいろんなところの議論も同時に行ってゆかないとダメだし、勧告にそういう指摘が入ってないなら無視するのが吉だ。
だいたい、社会体制を国際基準?とやらに合わせるって、ロクな事ないぞ。平均値でいうなら、世界の半分以上は一日に必要なカロリーが取れてないし、満足な医療も受けられてない。国民皆保険の国民保健制度なんて日本をはじめごくわずかな国しか持ってない。そういう社会保障の諸々の部分に金をかけるにあたり、欧米の個人主義ではなく、家という概念で家庭を縛る方法がある程度有効だったんじゃないのか、と私は思ってる。
欧米が引き起こしてきたものは人を幸せにしている側面もあるが、戦争、難民、民族差別、宗教差別などを大規模に拡大したのも欧米だと思うので、社会体制や価値基準の導入には本当に慎重であるべきだと思う。
法律なんてのは人が幸せになるための方便でしかないんだから、法的に正しくても人が不幸せにになったら意味がない。男女別姓はこれで幸せになれる人がいるのかどうか、家という概念が崩れる一因になりはしないのか、などの議論はなされているのかな?やってるなら論点がどこになってるのかを知りたいもんだ。
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