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2015年09月23日11:27

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「国際情勢の変化」とやらで、

■日ロ、平和条約交渉再開へ 領土議論、拒む相手を押せず
(朝日新聞デジタル - 09月23日 01:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3628724
憲法解釈を変えて、新しいカードを手にしたはずの日本外交は、あっけなく門前払い?

何処が「世界の中心で輝く日本」なんだ?


今後2,30年の射程で、中華思想の中国を仮想敵国にして、周辺途上国に、集団自衛権を理由に、禁断の麻薬のような武器輸出解禁で、経団連は喜ぶだろうけど。

20世紀型の紛争解決の手段としての「戦争」が、21世紀も生き延びる可能性は、途上国こそ「社会的コスト」の面からも、考えにくい。
現に第二次世界大戦戦勝国の「世界の警察のアメリカ」でさえ、東アジアは日本に肩代わりさせようとしてるわけで。

人種意識の黎明期にはじまった奴隷制度でさえ、「社会コスト」の意識が変われば、古代中世の基幹産業だった奴隷制度でさえ、犯罪に零落れるわけで。

しかもそうした時代の原始的部族時代の戦争でさえ、それなりの戦士文化を確立していたわけで。

中世世界帝国の元の戦争イデオロギーだった「仇討」でさえ、現代の法治国家では、個人行為でさえ、違法になっている。

まして20世紀、死者5千万人からの悲惨な犠牲を経験した世界が、再び同じ轍を踏むとは、考えられない。

一方で、現在の日本が、ネトウヨたちの、偽マッチョじみた罵詈雑言やヤジやヘイトスピーチ的発想で、「国を戦争が出来る国」に進める国策は、逆に言えば「展望の無い外交政策」そのものを露呈しているだけにすぎない。

反知性的政治や、まして「戦争は、政策の破たん」であることを、肝に銘じる必要があるんだが。

反対派も、感情論は認めるけど、それだけでは、反知性的で、展望は見えてこないよなあ。


*60年代安保は、対共産イデオロギーだったわけで。
今度の集団自衛政策は、中国を仮想敵国にしているのは日本だけで。
現にアメリカは、さっさと頭越しに、中国とつながってるよね。

「世界の中心で輝きたい」なら、「世界の隅っこで、国際情勢の流れに目を見張り、その先頭に立つ努力」が、「国家百年の計」でないのか?

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