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2015年09月22日03:11

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安保法案はちゃめちゃ可決で風向きが変わり、この報道が日の目を見たのだろうか。

FBにこの博物館の主催者のページがあって、ここに出展作品のリストがあった。



【出展作品】美術館・画廊等で「検閲」された作品を展示します。
安世鴻
(写真家/新作:アジアの被害者たち)
大浦信行
(芸術家、映画監督/光州ビエンナーレ出品抗議作)
貝原浩
(画家/風刺画〔天皇復元版〕)
キム・ウンソン&キム・ソギョン
(彫刻家/「慰安婦」をモチーフとした《少女像》関連作)
中垣克久
(彫刻家/展示強制撤去資料+新作)
永幡幸司
(サウンドスケープ研究者/福島関連検閲資料+作品)
山下菊二
(画家/天皇モチーフ作〔予定〕)
※ほか資料展示あり [作家50音順]
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【トーク・上映イベント】先着40名・要予約
イベント予約専用 jjtenevent@gmail.com TEL03-3948-5328
1.18(日)14~17時 キム・ウンソン&キム・ソギョン(彫刻家)
         来日トーク!
1.20(火)19-21時  安世鴻(写真家)
1.21(水)19-21時  『ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー』上映&
         永田浩三(武蔵大学教授)トーク★
1.22(木)19:30-21時 ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
         聞き手・高和政(文化批評)
1.24(土)14-17時  大浦信行(芸術家、映画監督)×ゲスト・洪成潭(画家)
         映画『靖国・地霊・天皇』上映&トーク★
1.25(日)14-17時  『放送禁止歌』上映&森達也(作家・映画監督)トーク★
1.26(月)19-21時  鹿島拾市(「秋の嵐」元メンバー、a.k.a.加藤直樹)
1.27(火)19-21時  ろくでなし子(漫画家、造形作家)
1.28(水)19-21時 放送中止テレビドラマ『ひとりっ子』上映&岩崎貞明(放送レポート編集長)トーク★
1.29(木)19-21時  イトー・ターリ(パフォーマンス・アーティスト)
1.30(金)19-21時  開発好明(アーティスト) 
1.31(土)14-16時  澤地久枝(作家)
2.1(日)14-16時  まとめディスカッション(アライ=ヒロユキ、香川檀、永田浩三)
※講師のご都合で変更する場合があります。



■「表現の不自由展」が開催 「消された作品」見に2700人が集う
(dot. - 09月21日 16:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3627127

憲法は戦争に関わること以外にも、さまざまな国民の権利をうたっている。そのひとつが、表現の自由。これに危機感を覚え、動き出した人たちがいる。

 今年1月から2月初めにかけ、東京・練馬の小さなギャラリーは外まで人であふれていた。題して「表現の不自由展」。展示が中止になったり、掲載を拒否されたりして「消された」作品を見ようと集まった人は、15日間で約2700人にのぼった。同展実行委員会共同代表の一人、岡本有佳(52)は言う。

「知らないうちに表現の自由が次々と侵害されていて、それを可視化したいと思いました。大勢の人が来てくださったのは、『変だ』と感じている人がそれだけ多いということでしょう」

 岡本らのまとめによると、「消された」作品がここ数年で激増しているという。警察が介入した例もあるが、多くは美術館などが抗議や嫌がらせにおびえて「自主的に」取りやめているのだ。

「消された」作品の一つが、中垣克久(71)による造形だ。高さ1.5メートルの半球状の「円墳」に、新聞の切り抜きや自筆の主張を貼り付けたこの作品が、東京都美術館から撤去や手直しを命じられた。特に問題とされたのは、「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止して、もっと知的な思慮深い政治を求めよう」と手書きした貼り紙。展示会の中止まで示唆され、中垣は「身が焼かれる思い」ではがした。

 都美術館の担当者は言う。

「『特定の政党・宗教を支持し、またはこれに反対する等、政治・宗教活動と認められるとき』は施設の使用を承認しないという運営要綱に沿って判断した。税金で運営している公的な美術館は政治的、宗教的なアピールをする場ではない」

 中垣は憤る。

「今の時代を生きるなかで、自分のなかから湧き出てきた考えや主張を形にするのが芸術だ。美術館が表現や言論の自由を簡単に侵すのはおかしい」

(文中敬称略)

※AERA  2015年9月28日号より抜粋


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