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2015年09月18日23:47

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゚Д゚) < ネパール映画 Hifajat

■ネパール新憲法、7年越し制定へ 法案を承認
(朝日新聞デジタル - 09月18日 00:45)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3622035

 地震の前から、王室廃止、政情不安、内乱なんかで混乱していて内閣やら法律やらも機能してるんだかしてないんだか状態だったようだけど…これで少しは安定してきますかねえ…。
 王党派と民主派と毛派その他の政党争いが、これで解決するかどうかは分からないけど、一歩一歩、確実に前進する道でありますように。



Hifajat 2010年(2011年とも) 152分
主演 レーカー・ターパー & アーリヤン・シグデル & アーユーシュ・リジャル
監督 ギャネンドラ・デウージャ
"このキルティが恋に落ちる? そんなのありえないわ!!"

https://www.youtube.com/watch?v=Odbnmc6SSgY

 高校生キルティ・ターパーは学校の問題児。
 何度も学校を放校されながら、スポーツカーで登校し、先生には常に反抗的。再び退学処分を言い渡されたキルティだったが、彼女をリーダーとする学生自治団が決起して、教師連を打倒し学校から自治権を獲得するまでに。そんな彼女も、実は疎遠な父親や亡き母親の愛情に飢えた少女であった…。

 そんなキルティは、強盗犯アーリヤンと知り合って富豪の父親のお金を一緒に巻き上げてから意気投合。一方、キルティの父親は娘のボディガードに軍隊経験を持つアルジュンを雇い、キルティが盗んだお金を取り戻させて四六時中娘を監視させようとする。これに怒ったキルティは、アルジュンを父親の元に帰してアーリヤンと出かけてしまうが、アーリヤンは「君は、僕の裏の顔を知らない」と告げると、弟の手術代を稼ぐために彼女を人身売買グループに売ってしまう!!
 人身売買グループのボス スニールは、とある個人的怨恨から執拗にキルティとその父親を追いつめようと画策し始めて…。

挿入歌 Harey Harey

https://www.youtube.com/watch?v=-yqZMb9pjdY

わーい(嬉しい顔) ネパールのトップ女優の1人と言うレーカー・ターパー主演のラブコメ・アクション映画。
 前半は、レーカー演じるキルティ・ターパーの巻き起こすドタバタラブコメ。後半になると、キルティの前から消えた恋人アーリヤンの追跡とそこに襲いかかる武装ゲリラ(?)たちとのアクションものになって行く。とにかく色々ツッコミ所満載で本筋の見えにくい映画になっていて、コテコテ度高し。
 なんにしても、最初の初登場シーンからオープンカーを前輪ウィリーして登場するキルティのシーン見ただけで「ああ、これはキルティ演じるレーカーを、カッコよく見せるためのスター映画なんだな」と全てのツッコミは封じられてしまう映画である。まあ、そこに描かれるカッコ良さとかセクシーさとか、ギャルっぽく演出されるキルティのファッションスタイルや身のこなしが、実際にカッコ良かったりセクシーに見えるかって言うと…ウーム。

 その主演女優レーカー・ターパーは、1982年のネパール東部コシ県モラン郡サラクプール生まれの映画女優兼モデル兼映画製作者。
 カトマンドゥの学校に進学する中で女優になる事を決意し、モデル業を始めて99年度ミス・ネパール選考で2位受賞。映画プロデューサーのチハビラージ・オージャーの協力のもと00年公開作「Hero」で映画デビューする。その製作中にチハビラージと結婚し、2人で数々の映画を製作してトップ女優にのし上がって行くも、12年に離婚。その後も色恋沙汰では色々ゴシップ記事が絶えないよう。
 自身で映画プロダクション「Rekha Entertainment」を立ち上げている他、毛派共産党のメンバーに加盟しているそうな(だから、この映画冒頭に学校改革で学生が学校を変えて行く描写があるのね!! …そう思うと、少年兵問題や武闘派組織等を抱える政党だけに色々複雑なものが見えて来るような…)。

 無駄に多用されるワイヤーアクション合成にスローモーション、突然始まる家族ドラマやカンフーアクションの数々、その場に合ってるんだか合ってないんだかなBGM、都合良く現れる悪役や主役たち…と、色々話つながってないんじゃないの? って強引な展開目白押しな映画ですが、その強引なレーカー推しの演出の数々を見てると、どんだけレーカーが人気なのかはよくわかる……けど、やっぱ印象に残るのは前半のヒーローとなる小悪党アーリヤン役のアーリヤン・シグデル、後半のヒーローでもあるアルジュン役のアーユーシュ・リジャルですな。好き勝手やってるレーカーがその内カッコよく見えてくるかと言うとウーム…。後半の、山間部でのサバイバルアクションや、村でのお祭りの様子はなかなか面白かったけど。それにしても橋から遥か下の川へダイブするシーンは、どー見ても川がかなり浅い気がするんだけど、どうやって撮ったんだろう…?
 後半の展開が、なんとなくボリウッドの「ミモラ」風な構造してる気もするけど、そんだけ一昔前のインド映画作劇法に則って作られていると言えなくもない…のかしらん?(ホンマかいな)

挿入歌 Oh My Love / Hay Maya Hay Maya

https://www.youtube.com/watch?v=gSewLdtA_hw
*なんか、振付といい音楽といいセットといいロマンスを盛り上げる雰囲気作りといい、80〜90年代ボリウッドっぽい。

挿入歌 We Want Freedom

https://www.youtube.com/watch?v=GA6DCjN_qmc

受賞歴
2011 NEFTA(Nepal Film Technician Association) Awards 主演女優賞

・Hifajatを一言で斬る!
「最初の、キルティ率いる学生自治団、総勢で30人くらいしかいない…。高校に生徒は何人規模でいる所なんだろう…?」
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