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2015年09月16日23:55

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天狗に会いにいこう。

秋です。

「好きな季節は?」と訊ねられると、だいたい「春、と、夏」と答えるやまねこです。
秋は、だんだん寒くなるし日も短くなるし、どこかアンニュイなイメージで、
けっして「好き」とは思わないんですが、
一年の中で、いちばん活動的な季節でもあります。
もちろん、収穫の季節だからです。
やまねこは海、山、川を問わず、食材を採集しに出かけるのが大好きなのです。

先週末、ようやく天気も回復して、
金曜日の通勤途中に近所の公園と、
土曜日には富士山まで出かけてきのこウォッチングしてきました↑↑↑

まずは去年もたくさん採れたポルチーニ(正確にはヤマドリタケモドキ(食用))

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信州では「こむそう」の名前で人気がある、ショウゲンジ(食用)

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苦み走ったオトナの味で熱狂的ファンのいる、クロカワ(食用)

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よく、「地味なきのこは安全で、派手できれいなきのこは毒なんでしょう?と訊かれます。
が、一概にそうでもありません。
きれいでおいしいきのこもたくさんあります。

緑色のアイシメジ(食用)

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色も香りもあんずに似ている、アンズタケ(食用)

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赤銅色に光ってますが、最強のぬるぬるきのこアブラシメジ(食用)

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これはコガネヤマドリタケ。黄金のポルチーニ?

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もっとも味は、やまどりたけより数ランク落ちるとの評価。
でもじゅうぶんおいしいきのこです。

こんなきのこもあります。濃厚な紫色の「オオムラサキフウセンタケ」

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でかいです。直径10cm超えるくらいになります。
しかも、ぼこぼこ生えてます。
とくべつおいしくはありませんが、恐ろしいことに、食べられます。

そして、食毒不明の「チシオタケ」
禍々しい名前です。赤い汁が出てきます。

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でも、派手なきのこといえば、やっぱりあのきのこでしょう。
てんぐたけの仲間は大型が多くて、色彩もあってよく目立つのですが、
どうして「天狗」なんて名前がついたんでしょう。
赤いから?といっても本家てんぐたけは赤くないし、
鼻高々なかんじ?といってもきのこはみんなそんなかんじだし、
うーん、わからないけど、今回はテングタケのなかまのきのこにたくさん会えたので、
ご紹介していきましょう。

あまりにもかわいいので、毎年のように載せてしまうタマゴタケ(食用)も、テングタケ属です。

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墨染のような、奥ゆかしい和の色合いのツルタケ(食用)も。

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まっ白なドクツルタケは、(猛毒)です。
1本食べたらやばい、とのこと。ツルタケに似てる?

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本家テングタケ(毒)は、どちらかというと地味かも。でも、白いふわふわ模様はしっかりあります。

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近所の公園に毎年生える、ウスキテングタケ(毒)。なぜか横浜に多いきのこ。

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やっぱり一番人気は、これ。ベニテングタケ(毒)

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よっつ並んで。ぜんぶベニテンさんです。バリエーションがありますね。

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でも、今回出会った中で、
テングタケの仲間以上に天狗っぽかったのが、こいつ。

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スッポンタケの仲間?と思ったんですが、
見えづらいかもしれませんが、高級食材キヌガサタケのレースみたいなものがついています。
でもキヌガサタケのようにはきれいに広がらず、
破れて軸にまとわりついてるかんじだし、
だいたい色も違うし、検索しても肌色のキヌガサタケなんて出てこないし、
まだ調査中です。
名前がわかるかた、いらっしゃったらご教授お願いします。


きのこ採りには、もう1回行きますが、
今週末のシルバーウィークは、海のほうかな?
山へ行って海へ行って、帰ってきたら、
やっぱり歌います。

うたうやまねこ次回のLIVE。

9/27(Sun.)
at日吉 Nap → http://www.hiyoshinap.com/
18:00open/18:30start \1,500+1drink
☆やまねこの出演は5組中4番め、20:15からの予定です。

海で、山で、生まれた歌を聴いていただけたらうれしいです。
(食材とはあんまり関係ないけど)
お会いできるのをたのしみに、お待ちしてますね。
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