今日はクラブが休みである、実は前々からこの日を勝負の日と考えていたのである。
何と闘うのか?勿論赤錆びと闘うのである。実を言うとこのところ我がすくぅたぁの金属部分がそれとはなしに錆びてきているのには気がついていた。
「何とかしなくちゃいけないなぁ、」とか思ってはいたけど、トレ前は結構慌ただしく、トレ後は正直少々ゲドゲドで錆落としなどやろうという気分では無い。
今日は自宅筋トレなのでそんなにゲドゲドにならない、やるなら今日である!!
とはいうものの一般的に錆落としというのは、
1,発生した錆をやすりや金属ブラシ、スチルウールなどを使って、削り取る。
2,錆を削り落とした部分を綺麗にする。(方法は色々)
3,削った部分に錆止め塗料を塗る。
と、まぁ、こう言うのがだいたいのパターンちゃパターンである。けれども、コレは少々めんどくさい上に錆が必ず再発するので塗料や刷毛を比較的長期間保管しておかなくてはいけない、塗料が油性の場合刷毛はシンナーで洗わなくてはならず、その保管も考えなくてはいけない。
いよいよ場所をとる上に、この塗料の保管というのが結構むずかくて、今まで何度か固化させてしまった経験がある、すると、又買い直しと言う事になっていよいよ面倒である。
タッチペンを使う方法もあるけど、コレだとかなり量的な問題があったりとかして・・・、
「どうせ又錆びてくるんだし、そういうところをイチイチ落として表面処理して塗料を塗って又錆びるというのは何だか不毛な話に思えないか?」
そう、不毛である、ソレにだいたい21世紀的でない、このやり方は恐らく西洋では19世紀の終わりくらいにはすでにやっていたのでは無いか?とすら思うくらいである。
どうせやるなら、やあっぱりここは、19世紀とか20世紀とかでは思いも付かないような方法で錆の奴をやっつけたいと思うのが人情では無いだろうか?
それにしても・・・今の人達は何故かこの21世紀と言う事に余りこだわりを抱いていないような気がする、例えば買い物をしていてお店の人が「何をお探しですか?」と聞いてきたとする。コチラがそれに素直に答えると男の店員さんが出てきて「どういったご用件でしょうか?」と来る。
コレはおかしな反応では無いだろうか?ボクは「どうせなら21世紀的な奴を探している。」と真実をありのままに答えただけである!!そうしたら向こうが「どういうのが21世紀的なのか?」と聞くので「例えばストレイカー司令長官とか、カーク船長とかが使ってそうな奴、」とかって答えただけである、相手の質問に正直に詳しく答えれば答えるほど事がややこしくなっていくのはどうしてなのだろうか?
だいたい、みんな21世紀に対してクール過ぎやしないか?あんなに夢見た未来の世紀のただ中をまさしく今生きているのである!!なんていうか、もうちょっとみんなで世紀を盛り上げた方が、世の中良くなっていくんじゃ無いかと思うんですけどどうでしょう?
話が横にそれてしまったが、とにかくつまり、その、赤さび対策である。近くのホムセンに行って、錆び転換剤、その名も「サビチャンジャー!!」って言うのを買ってきた。赤さびに塗ると21世紀の科学の力でコレを黒さびに変えてしまう(ここがチェンジ!!なのである。)と、言う優れものなのだけれど・・・昔そういう商品があったような無かったような・・・まぁ、多分気のせいだとは思うけど、
しかもコイツの優れたところはそれだけで無く、カップと刷毛付きである上に水溶性、つまり、刷毛を洗うのにイチイチシンナー等を使わなくても水でOKという至れり尽くせりな奴なのである。
今日は天候にも恵まれ、素晴らしく晴れており、早速コレを実施することにする。
まず、粗い布で錆びた部分をこすって下ごしらえみたいな事をする・・・布で強めにこすっただけで何故かかなり錆が落ちてしまったような感じがする、もうあんまり錆びてないような感じになってしまったぞ!?
ちょっと、マズイかも?何しろこのサビチェンジャーは名前の通りに赤さびにしか反応しない、黒さびにならないのである。
まぁ、とにかく錆びていると思われるところに塗ってみる・・・あんまり・・・なんか・・・変わらないような・・・今日は気温も高いし化学反応日和であるようにも思うんだけど・・・それとも黒さびってこんなんだったっけ?
説明書には5〜10分程度で黒い防さび被膜を形成すると書いて在るけど・・・で、一時間くらいで乾いて8時間くらいで固定化するらしい、いずれにしても少々時間の掛かる話してある。
なので、又今度の仕事明けにでも確認してみよう、容器の密閉性も高いし刷毛やカップも水洗い出来るし保管に苦労することはなさそうである。もし上手くいったならこれほど便利な対錆び剤はそうはない感じがする。
今度の仕事明けにでも見てみよう、結果が楽しみである。
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