男の涙・象の鼻から戻り、知床自然センターへ。
正確には知床自然センターの横でですが、財団の職員さんが花の調査をやっていました。
少し知っている方だったので、いろいろな話を聞きました。
去年は森の恵みがどれも豊作だったおかげか、子熊がたくさん生まれたそうです。
しかし僕自身も感じたことでしたが、今年は森の恵みがどれもかなり厳しそうとのこと。
また、ネズミも大量発生したので木から落ちた実はすぐに彼らに食べられるそうです。
今年のヒグマの餌環境はかなり厳しく、大量出没の一つの要因と考えられるとか。
ヒグマに限らず、他にもいろいろな自然や取り組みの話を聞かせてもらいました。
なかなか面白かったです。
その後は、ついでというかせっかくなのでフレペの滝も散策してきました。
そして、お昼ごはん。
今日も「一休屋」さんへ行きました。
鮭親子丼・刺身定食と食べたので、今日は焼き魚定食にしました。
トキシラズのかま焼きでした。
美味しかったです。
食後は、オロンコ岩に登ってみました。
ここは知床唯一といってもいい原生花園になっています。
秋にはどんな花が咲いているのか、見てみたいということで行きました。
アキノキリンソウなど何種類かの花が咲いていました。
しかし、びっくりしたのはトリカブトの花の多いこと。
これがなかなかきれいでした。
景色の方は、山にまだかなりの雲がかかっていて残念でした。
しかし、だんだん山の雲が流れて行きはじめました。
これはきれいに見えるかもと思い、知床峠に行ってみました。
行ってみてドンピシャ。
羅臼岳は完全に雲がとれ、すごくきれい。
国後島もきれいに見えていました。
知床峠では、とてもきれいな景色が見れました。
その後は、またユーカラ民芸の父さん母さんの家に行ってお話ししてきました。
今朝、ヒグマが三頭家の前に来たとか。
本当はもう一頭いたことが撮っていたビデオで発覚。
家の前のさくらんぼの木に登るヒグマのビデオなどを見せてもらいました。
木に登るシーン、そして降りるシーンは見事でヒグマの器用さが分かるものです。
家の前には電気柵があるのですが、これらのビデオが窓からや柵の中の玄関前から撮られたものとは驚愕です。
本当にすごい環境です。
帰りに例の場所に行ってシマフクロウを少し探してみました。
鳴き声は少し聞こえましたが、ちょっと遠そう。
かなり暗くなっていたので、姿は見つけることはできませんでした。
そのまま宿に戻りました。
明日は知床最終日。
まずは、羅臼湖に行こうと思っています。
ログインしてコメントを確認・投稿する