mixiユーザー(id:31652138)

2015年09月13日23:03

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「隠居して初めて分かる」か

けど生きてるうちに分かっただけでも良かったというべきやろ。
確かに処分不能な「核のゴミ」を出す原発には「環境汚染産業」という烙印を押すのが妥当やろ。
問題はその「環境汚染産業」たる原子力発電に電力業界をはじめ日本の大企業のほとんどが依存してるという実態やね。
ま、計画的に発電ができてさらに二酸化炭素を空気中に吐き出すことのあまりない(あくまでも「あまり」であり「全く」ではない)原発は企業にとっては効率の良い発電方法やろ。
更に原発の建設或いは稼働に対して国が補助金を出したことにより、電力業界がそれに味を占めたと考えることもできるやろ。
要するに原発は大企業、特に電力業界にとって覚醒剤の様な存在なんやろ。
けど、周辺地域住民は原発に対して不安や恐怖を抱いてる。
ま、近くに原爆の不発弾が転がってる様なもんやから不安や恐怖を抱くのは当然のことやろ。
そんな中でふと頭に浮かんだんが近江商人の間に伝わる家訓?社訓?ともいうべき「三方良し」という考えなんやな。
即ち「自分良し」「相手良し」「世間良し」という考えで、それらをすべてクリアせなんだらあかんということらしい。
で、その考えで原発を検証すると明らかに「世間良し」というのが当て嵌まらへん。
ということは電力業界の勝手で原発を動かそうとしてると考えるのが筋やろ。

小泉元総理の脳裏にそういう考えがあったかどうかは知らんけど、原発稼働は電力業界とそれに癒着した政治家共のエゴでしかないという結論に達したんやろ。

■「原発は環境汚染産業」 小泉元首相、再稼働を批判
(朝日新聞デジタル - 09月12日 22:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3613270
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