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2015年09月13日18:42

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今月の定例研究会の告知


 今月の定例研究会は、9月19日(土)、PM6:00〜9:00、以降は、暫時解散まで自由に討議するオフ会兼二次会。場所は、難波・千日前、レジャービル味園2階、「Torary Nand」。
 左翼や右翼の思想・運動史からニーチェ、ワーグナー、シェーンベルク、そして前回は拙著『思想としてのファシズム』(彩流社)所収の中野正剛論を読んできたが、今回は、マルクスの『資本論』における物神の問題についてとりあげた拙論「『資本論』における人間廃絶の論理」を読む。
 『資本論』といえば、今もって経済学(マルクス経済学)の著書だと解する見方が、マルクス主義者にも反マルクス派にもあるが、『資本論』は、経済学の範疇と概念を使用した神学批判であり、存在論でもあるといえる。それが端的に現れているのは商品の物神的性格ということであり、そのあたりを丹念に読み解いていきたい。
 また、以降の予定としては、未来派やダダその他の現代芸術論やユンガーの魔術的リアリズム論、バクーニンと近代アナキズムの起源論などを予定。
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