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2015年09月13日17:53

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狡猾

中1殺害、現場も手口も未解明
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3613613

少し思うところを書こうと思う。

僕には、どうしても腑に落ちないことがある。
一つは平田さんの遺棄の件だ。

何故、指紋を一切残さないように、手袋をして犯行に及んだ山田容疑者が、平田さんの遺体を、あんなにすぐに発見されるような場所に遺棄して行ったのか。

また、星野くんのこともそうだ。

何故、山田容疑者は、星野くんの遺体を遺棄したあと、遺棄現場に近寄ったのか。
それも、報道で星野くんの行方が分からず、警察が捜索しているのを知っていて。

勿論、心配になって現場を見に行ったということもあるのかも知れない。
でも、それだったら、あんなに発見され易い場所に平田さんの遺体を遺棄しないはずだ。

そこで思ったことが一つある。

もしかすると、山田容疑者は遺体を発見されたがっていたのではないか、ということ。
つまり、早く犯行はバレるように、ワザと平田さんの遺体を、あんなに見つかり易い場所に遺棄したのではないか、と思ったのだ。

僕は、山田容疑者というのは、狡猾な人間だと思っている。

彼は、自分が犯してしまった犯行について、もし自分が捕まってしまったら、自分がどうなるか、ということをよく知っている。
知った上で、どうすれば自分が助かるか、ということを必死で考えたのではないか。
僕はそう思うのだ。

そこで彼は、まず逃げ切ろうという考えを捨てた。
ただ捕まるにしても、死体遺棄として。
それならば捕まって、刑務所に入ったとしても、またすぐに出てこれる。

でも殺人罪では絶対ダメだ。
2人の中学生を拉致して殺してしまったのだから、死刑は免れないだろう。
だから殺人罪で捕まるのだけは絶対に避けねばならない。

幸か不幸か、防犯カメラで自分が遺体を遺棄した場面が映っている。
少なくとも、これで彼が平田さんの遺体を遺棄したことが、何れバレるだろう。
だから、山田容疑者は星野くんの遺棄現場に近寄ることで、最初から捕まろうと考えていたのではないか。

ただ、何としても殺人罪だけは避けねばならない。
最初から犯行には、指紋が付かないよう気をつけてきた。
あとは、彼の他に殺人の主犯者がいることを匂わせねばならない。
だから、山田容疑者は星野くんの遺体に使用済みコンドームを紛れ込ませるなどの偽装工作をした。
捕まった時にも、自分の他に共犯者がいることを匂わせた。

きっと山田容疑者には勝算があるのだろう。

それは、きっと山田容疑者が自分が2人を殺害した犯行現場が見つからない限り、警察が自分を殺人罪で立件するのは難しい。
また、自分が殺害を自供しなければ、警察が犯行現場を見つけない限り、自分が殺害を犯したことを証明できないだろう、と。

それならば、始めから逃げようのない死体遺棄については、早めに逮捕されていたほうが得策だ。
そう考えたのかも知れない。

僕が分からないのは、何故、これだけ防犯カメラで山田容疑者の足取りを追跡できているのに、犯行現場が見つからないのか、ということ。
もしかしたら、本当に共犯者が居て、その人間が犯行場所を提供し、隠している可能性もあり得る。

ただ、一つはっきりしているのは、警察が犯行現場を見つけ、犯行手口や平田さんを傷つけた凶器を見つけない限り、山田容疑者は決して自分から犯行の口を割らないだろう。
このまま警察を嘲笑うかのように黙秘を続けるだろう。

そして、あまり考えたくないが、このまま犯行現場や手口が分からず、山田容疑者が黙秘を続けた場合。
死体遺棄罪で起訴されても、殺人罪では不起訴になる可能性もあり得る。
こうなれば、山田容疑者の計算通りだ。

昨日。
犯行現場も手口もはっきりしないまま、山田容疑者は殺人罪で再逮捕された。
ここに大阪府警の焦りが垣間見える。

府警とすれば、警察の威信を懸けても、絶対に犯行現場を特定しなければならない。
これは山田容疑者と警察のギリギリのところの知恵比べなのだ。

山田容疑者も自分が助かる為に必死なんだろう。
ならば、府警も相当気合いを入れて捜査しなければ、この狡猾な男を捕り逃がしてしまうことになる。

逮捕した以上、時間は余り無い。
警察には是非頑張って、殺害場所と証拠を見つけ出して欲しい。

そう願うばかりだ。
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