中国の大型旅客機「C919」 試験飛行は延期も、国民の期待は上昇=中国メディア
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中国が世界に打って出ようとしているC919旅客機だが、前途は明るいとは言えない。
マクドネルダグラス社のMD−90のノックダウン生産で培った技術をベースに開発した「ARJ21」旅客機は大幅な生産計画の遅れと、陳腐な外見、重要を見誤ったサイジングによって海外への販売は皆無だ。
こんなものを買うぐらいであれば、ボンバルディアCRJ700かエアバス319で良いだろう。
ロシア(旧ソ連)のアントーノフ24のフルコピー機であるはずのプロペラ機「西安60」(MA−60)旅客機の脅威の事故率は「中国製の旅客機」の信頼を地に、いや地下に落とした。
そのタフネスぶりで知られ、古くは函館にも定期便で飛来した名機、アントーノフ24を中国が改良を加えたはずであるのだが…この旅客機に搭乗するのは意図しない自殺ともいえるだろう。
C919旅客機。
例によって中国は受注は順調とうそぶいているが、例によって海外からの発注は皆無だ。
「お客様は荷物です」で知られる不遜なアイルランドの「ライアンエアー」が発注の意向を示しているというが、不具合があれば即座に撤退するのは間違いないだろう。
エンジンは懸命にも海外のCFMインターナショナル製の搭載を選択したが、自国の技術を理由なく過信する中国は自国製のジェットエンジンの搭載も計画に入れているようだ。
自国製エンジンの開発には、解放軍の兵士輸送用としてC919を転用することが計画されていることは明白だろう。
エンジンに目途がつけば、自国製ジェット輸送機、あるいは哨戒機の開発を夢想していることは間違いない。
ボーイングは737をさらに洗練した737NEXT。
エアバスは320を320NEOに昇華させた。
カナダのボンバルディア社の「C」シリーズ旅客機。
三菱航空機の「MRJ」
世界の小型機市場は買い手にとってよりどりみどりの状況にある。
本来の初飛行の予定から4年の遅れ。
実際に飛んで、欧州と米国の安全基準に合致しなければ世界に進出することはできない。
C919の未来は暗い。
そう言い切って構わないだろう。
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