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2015年09月12日16:24

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毎度のことならが危険な感じだよなぁ

■「日本平和学会」の132人、安保法案に反対声明
(朝日新聞デジタル - 09月12日 08:54)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3612368

安保法案の成立が決まるのが確実な状況で、いろんなところで反対表明が出ているのだが、
法案内容のどこの記述に対して反対しているのか分からないものばかり。

政府の憲法解釈が変わり、集団的自衛権の行使が可能になったと言っても、憲法が変わらない限り、憲法で放棄又は禁止された行為が出来るわけでもない。

憲法が変わらない限り、侵略行為や武力による威嚇又は武力の行使を国際紛争を解決する手段として使えないのだから、日本の武力行使は防衛のためにしか行使出来ないことは何も変わらない。

他国の領土が攻撃された場合に、攻撃した国に対して武力行使できるか?
と言う点では、日本は侵略行為となる攻撃をどの国に対しても出来ないため、実際には出来ない。
これは、憲法が変わっていないため、従来の憲法解釈でも出来なかった他国領土を防衛するための集団的自衛権の行使が出来ないためだ。

また、自衛隊がアメリカ軍や他国の軍隊と一緒に攻撃部隊を編成して武力行使なども出来ない。
海外で活動できる自衛隊部隊は非戦闘部隊しか出せないのもそのままで、これらの非戦闘部隊はアメリカ軍や他国の軍隊が守っている非戦闘地域にしか行けないのもそのまま。

変わるのは、防衛のための武器が拡充されたのと、輸送などの品目、
非戦闘地域を守っているアメリカ軍や他国の軍隊が攻撃された時に、自衛隊が孤立するのを防ぐ自衛目的で、アメリカ軍や他国の軍隊を支援するために、持っている自衛戦力で武力行使が可能になったこと。
また、アメリカ軍などと合同で活動する場合に、アメリカ軍のみが攻撃されている場合でも自衛隊が応戦可能になったこと。
どちらも主たる目的は自衛隊部隊が何も出来ずに危険な状況に追い込まれるリスクを回避するため。

「戦争法案」という言い方は、安保法案により、憲法で放棄又は禁止された行為が出来るかのような誤解を生み、安保法案が可決されることで、多くの人が「日本は戦争が出来るようになった」と勘違いすることにでもなれば、大きな危険が生じる気がしてならない。

政府の憲法解釈は憲法では無く、憲法が変わらない限り、憲法で出来ないことは出来ないままだと認識した上で、法案内容のどこの記述に対して反対しているのかしっかり説明をしてもらいたいものだ。

この採決間際での誤解を生じさせる反対表明は、うがった見方をするのであれば、わざわざ「日本は戦争が出来るようになった」と多くの人に誤認識させる目的があるのでは無いかと勘ぐってしまう。
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