アンコール遺跡群とアプサラダンス

カンボジアとベトナムの世界遺産を義姉と訪れました

10時半関空出発のため、新大阪で「はるか」に乗り換える際に、広島からツアー参加という34歳の女性に遭遇
彼女は最近結婚したばかりで、お相手は22歳年上の年の差婚で別居婚、海外旅行にはまっててお一人さま参加と自分から自己紹介してくれました・・・あら〜まあ〜びっくり

ツアー集合の関空では、昭和22年生まれの男性が3人と私を含め女性2名が参加していると解り、すぐに打ち解け同期会気分

その夜、ツアー総勢20名は途中ハノイで乗り継ぎ、日本とは時差２時間のカンボジアのシェムリアップのホテルに到着

翌朝４時起きして、朝日に映える<strong>アンコール・ワット</strong>を鑑賞・・・・・堀に映る姿と相まってこれが最高に人気のスポットです




<strong>アンコール・トム</strong>は大きな街という意味で、アンコール・ワット寺院の北に位置する城砦都市遺跡、12世紀後半建設されたといわれています
堀と高い城壁で囲まれていて、外部とは南、北、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながり、各城門は塔になっていて、東西南北の四面に観世音菩薩の彫刻が施されています












ここで<strong>オオゴトが発生しました</strong>
南門から入場し、ガイドさんの説明を聞きながら仲間と一緒に見学・・・・・していたはずが、いつの間にか義姉と私がみんなとはぐれてしまい、東門から退場するつもりが南門に戻ってしまいました

ガイドさんと携帯はつながらないし、周囲の人とは言葉は通じないしで焦りました

遺跡群のガードマンさんと身振り手振り、６ドルで交渉し、二人をオートバイに乗せてもらい、ひたすら「イースト・ゲート」と繰り返しながらツアー仲間探しに・・・・・

オートバイで南門から城壁の外を東門へ向かいましたが、皆を見つけられず仕方なく南門に引き返しました
ガードマンさんは現地の方にも相談して下さいましたが、拉致があかない様子
やっぱり「イースト・ゲートじゃ！」と、再度東門に向かってもらい、そこでちょうどゲートから出てきた仲間と巡り会えました

待たせて申し訳ないと気をもんでいましたが、気づいて心配して下さってた方も、全く気づかなかった方も、義姉と二人さっそうとオートバイで現れたのには、びっくりされたり羨ましがられたり・・・オートバイ３人乗りという貴重な体験をさせていただきました

ご迷惑をおかけしましたが、ホッ・・・


和食の水炊きに似たタイ料理「タイスキ」の昼食を摂り、ホテルで一休みした後、<strong>アンコールワット</strong>へ

カンボジア北西部に位置し、12世紀前半、30年を超える歳月を費やし建立されたヒンドゥー教寺院
大伽藍と美しい彫刻を特徴としクメール建築の傑作です









1972年、カンボジア内戦中、寺院はクメール・ルージュによって破壊され、多くの奉納仏は首を撥ねられ砕かれ、敷石にされたといいます

アンコール・ワットは純粋に宗教施設でありながら、周囲を堀と城壁に囲まれ、中央には楼閣があって周りを見下ろすことが出来る為、陣地を置くには最適

また、カンボジアにとって最大の文化遺産なので、攻める側もためらわれると思われましたが、さにあらず
内戦で受けた弾痕も、修復されつつあるものの一部にはまだ残っていました


夜は、１２世紀から踊り継がれているというアプサラダンスを鑑賞


下の写真のダンサーが亡き奥様にそっくりという大阪から参加の同期のNさんは、胸がいっぱいで食事が喉を通らなかったとか・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Nさん、奥様は美人じゃったんじゃね


３６度Cの炎天下、胸にCARP背中にKURODA15をデザインしたカープ赤シャツを着ていましたら
「広島から来られたんですね。私も広島から〜」
「日本の方ですね〜。ボランティアで１ヶ月前からカンボジアへ〜」

韓国、中国からの観光客も多い中、異国で日本人から親しみの声をかけて頂き、大満足の野球オンチのカープ女子でした

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンコールワット内