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2015年09月12日11:42

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黄河決壊事件と鬼怒川堤防決壊、災害救助という国防について

今回の災害、鬼怒川堤防決壊をみて、今の中華人民共和国ではなく、中国国民党が行ったことですが、黄河決壊事件が思い浮かびました。


日本軍を足止めしようと、周辺住民の大多数に知らせることもせず、黄河の堤防を爆破し、決壊させ、被害の程度には諸説ありますが、水没範囲は11都市と4000村に及び、3省の農地が農作物ごと破壊され、水死者は100万人、被害者は600万人の被害を出しました。

この決壊時日本軍は周辺住民の救助と防水作業を行いましたが、その日本軍と住民に向けて中国側が銃撃を加えその上、黄河を決壊させたのは日本軍であると宣伝しました。



更に農業が破壊された為、1942年から1943年にかけて河南省では水旱蝗湯(すいかんこうとう)と呼ばれる水害、干ばつ、イナゴの発生、及び中国国民党の湯恩伯による重税により、300万人あまりが餓死した、死者300万人、土地を捨てた者300万人、救援を待つ飢えた人々は1,500万人を数え、河南の西部、南部、東部の順に伝染病の被害があったそうです。

そうした所に日本人が河南の被災地区に入り、軍糧を放出して多くの人々の命を救った。飢饉の数年間、日本側は各地の食糧倉庫から食糧を放出し、飢えた人々に食糧を調達していたそうです。

日本の鬼怒川でもあのような災害です。黄河決壊事件は人災ですが、大河である黄河を決壊させると、今回映像で見たあの光景の数十倍の光景だったのだろうと思います。

中国国民党が重慶まで追い詰められ、日本の敗戦後、中国共産党に負けて台湾に逃げた原因の一端がこの事件にもあるのだろうと私は考えてます。
この事件後、河南省の人々は日本軍を支持し中国軍の無力化に協力したそうです。

今回の災害でも自衛隊の人々が災害にあわれた人々の救出に尽力されていました。

どこかの日記に軍事力より災害防止に金を掛けろという意見も見ましたが、昔の日本軍と同じように地震や今回のような災害が起これば、独立して活動できる装備・人員を持っているのは軍事組織だけです、単純に軍事費削減というのは災害活動時も働きにくくなってしまうでしょう。こうした意味でも自衛隊は国防を担っています。自衛隊の方々に感謝を。
災害にあわれた方々が復興できるよう祈ります。

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