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2015年09月12日11:32

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助かる命を大切に。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3611992

私も子供の頃水害にあった事がある。
車の屋根が水面下にあった。

台風台風雨で止まない雨、避難勧告は出ていました。
50年近く前のことで、車も一家に一台なんてあり得ない時代でした。
ましてや、避難所は4km先の小学校。
どしゃ降りの中小さな子供を連れて歩くのは到底無理な話です。

昔のことですから近くに避難所はありません。
そろそろ近くの川が氾濫しそうになった頃、自衛隊のトラックがやって来ました。
母と姉と私は自衛隊のトラックで小学校に避難しました。
その時父だけは家の事が心配だから2階の部屋に残りました。

食料品店を営んでいましたので食べ物には困りませんでした。
しかしやはり堤防は決壊し辺り一面水浸しに…。
車の屋根が隠れるまでの水位がありました。

避難した私達はおむすびをもらって食べました。
当然おかずもなければ、おむすびも中身はありません。
食べ盛りの子供にはたった二つのおむすびでは足りない様子でした。

翌々日父が水かさが引かない中、小学校まで様子を見に来てくれました。
胸まで水に浸かりながら4kmの道のりを歩いて来たのです。
何より道路がわかりません。
下手をすると水路や沼にはまってしまうかも知れない状況です。

あのときは、子供ながらに父を凄いと思いました。

父は頭に、家にあった食料品を結びつけて来てくれたのです。
沢山はありませんでしたが、友達の一家と分けあって食べた記憶があります。

水が引いたあと、掃除が大変でした。
最後は保健所から消毒薬の散布がされるまで、店舗の再開も家族で住むこともままなりませんでした。

たしか、3週間ほどかかったと思います。
水害はその時の生命の危機もですが、後の復旧も凄く凄く大変なんです。

今回、水害にあわれた皆さんどうか力を落とさず堪えて頑張ってください。
早い復旧をお祈りいたしております。
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