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2015年09月12日03:30

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「ナノの世界が開かれるまで」2004年

ナノの世界が開かれるまで
2004年9月10日 第1刷発行
著 者 五島 綾子(ごとう あやこ)
    中垣 正幸(まかがき まさゆき)
発行所 株式会社海鳴社
ISBN4−87525−219−6
C3043

目次
序章
 序−1 文系と理系
 序−2 化学はなぜきらわれるか
 序−3 本書の主題
 序−4 化学の視点でナノの世界が開かれるまでのプロセスを眺める
 序−5 概要

1章 有機化学の芽生えと実験化学教育の確立
 1−1 錬金術から無機物の医薬品への試み
 1−2 有機化学誕生に至るまで:試験管の中で尿素の合成
 1−3 リービッヒによる化学教育の方法論のパラダイムの確立
 1−4 リービッヒの学術年報の発刊
 1−5 新しい研究のスタイル:共同研究の始まり
 1−6 有機化合物の基の概念の確立

2章 石炭の産業廃棄物から生まれた化学染料産業のシーズ
 2−1 石炭の大量生産・消費によるコールタールの出現
 2−2 産業革命以降の産業技術と化学の共同効果への期待
 2−3 パーキンによる人工染料モーブの合成
 2−4 パーキンの染料合成のその後の展開

3章 原子をつなげて天然染料をつくる:アリザリンとインジゴの合成
 3−1 天然染料の人工合成を成功に導いた基礎有機化学
 3−2 天然染料の人工合成の成功
 3−3 ドイツにおいて開花した染料化学産業のイノベーション
 3−4 アリザリンとインジゴの有機合成と技術開発の意味するもの

4章 人類の科学・技術市場最大の成果:染料から始まった化学療法剤
 4−1 石炭タールから始まった医療現場の革命
 4−2 合成染料による細胞の染色
 4−3 細胞の染色から生まれた選択毒性の概念
 4−4 染料から化学療法剤の誕生
 4−5 敗血症を救ったサルファ剤の先躯体
 4−6 化学療法剤のエポック:特効薬サルファ剤の効果の仕組み
 4−7 染料から化学療法剤の普及に至るまで

5章 分子を数える:分子実在の証明
 5−1 原子論の誕生
 5−2 アボガドロと分子論
 5−3 物理化学と分子論
 5−4 分子実在の証明

6章 マルサスの人口論から生まれたアンモニアの合成
               :化学理論と金属触媒の威力
 6−1 マルサスの人口論と窒素固定
 6−2 アンモニアの化学平衡論とハーバーの挑戦
 6−3 ボッシュらによる高圧技術と企業内技術開発の大型化
 6−4 二重促進鉄触媒の開発
 6−5 窒素固定によるアンモニア合成の意義

7章 分子を表面に並べる:水や固体表面にできる単分子膜
 7−1 フランクリンの水面上の油膜の先駆け的研究
 7−2 表面天秤の起原とその発展
 7−3 ラングアミュアによるガス入り電球の発明と
                  気体の固体表面への吸着現象
 7−4 ラングミュアによる単分子層吸着の研究
 7−5 水表面の脂質単分子膜の形成について
 7−6 LB膜の発見

8章 DDTが引き起こした農薬産業イノベーションとその影
 8−1 ドイツを中心とした有機化学の成熟と産業研究の組織化
 8−2 有機合成殺虫剤第一号,DDTの登場
 8−3 輝いたDDT
 8−4 それはカーソンの『沈黙の春』から始まった
 8−5 DDTのその後の運命と影響
 8−6 DDTの科学・技術と社会の相互作用

9章 分子をつなげる:人工高分子の光と影
 9−1 高分子とは
 9−2 人類の歴史に匹敵する長い歴史をもつ天然高分子
 9−3 天然高分子の化学的改造
 9−4 石炭タールから生まれた最初の人工高分子,ペークライト
 9−5 高分子概念の誕生
 9−6 高分子全盛の幕開け
 9−7 合成技術が実証した巨大分子説とナイロンの登場
 9−8 高分子材料の大量生産,大量消費の全盛期
 9−9 地球環境問題がプラスチックを中心とした
                   高分子材料に及ぼした影響

10章 分子を集める,組み立てる:分子集合体化学と超分子化学
 10−1 純粋な状態とコロイド状態
 10−2 コロイド界面化学とは
 10−3 コロイドの特徴
 10−4 分子集合体について
 10−5 生命のエッセンスを模倣するバイオミメティック反応
 10−6 超分子化学の誕生
 10−7 生命の起原の研究と化学的自己創出系の構築の試み
 10−8 コロイドからナノの世界へ

11章 分子を視る,操る:走査型顕微鏡の登場
 11−1 光学顕微鏡および電子顕微鏡
 11−2 走査型プローブ顕微鏡の登場
 11−3 原子間力顕微鏡の登場
 11−4 分子の整列も核酸も見える!!

12章 ナノテクノロジーブームの到来
 12−1 ナノテクノロジーはどこからきたのか
 12−2 ナノテクノロジーは何故注目されるようになってきたのか
 12−3 ドレクスラーの予言
 12−4 ナノテクノロジーのテクノロジーとは
 12−5 フラーレンとカーボンンアノチューブ
 12−6 ドレクスラーの問題提起
 12−7 ナノスケールテクノロジーが主流の日本
 12−8 ナノテクノロジーの市場評価

13章 総括
 13−1 化学の視点からみたナノの世界が開かれるまで
 13−2 なぜ有機化学の芽生えをナノサイエンスの出発点としたか
 13−3 ナノサイエンス・ナノテクノロジーと環境問題
 13−4 ナノの世界に導いたコロイド界面化学
 13−5 原子,分子の世界からナノの世界が開かれるまで
 13−6 ナノの世界を開いてきた科学者・技術者の群像
 13−7 ナノサイエンス・ナノテクノロジーの未来の光と影

あとがき

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