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2015年09月12日02:24

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ラブライブ!The School Idol Movie

ほんまに久々のアニメ映画の日記。アニメ映画自体は月4〜5作品観てるんやけど、
その感想(?)を書こう思たのは1年ぶり。ラブライブが映画で一区切りついたので、
なんか記念に書き留めておこうかと。
(実はちゃんと新グループAqoursが活動してるんですが、それはそれってことで。)


最初に自分がこのラブライブという作品をどういうジャンルとして観始めたか、ですけど。
アイドル系でもなく、学園系でもなく、「電撃G'sマガジン系」やったんですね。
G's発祥のシスプリやハピレスで大きく人生ねじ曲げられた経験あるし、
双恋やストパニの頃には完全にそこがホームになってたんで、
…なんというか、「また実家に帰ってこれたんやなー」て感覚でラブライブ観てました。
もちろん今では、しっかりとアイドルものとしても、学校ものとしても観れた、と思ってます。

んでG's系アニメっていうと
「あり得ない理想の妹たち」「あり得ない理想の先生たち」
「あり得ない理想の双子たち」「あり得ない理想の百合ップルたち」を描いてるわけで、
その姿勢は昔からブレてないんですよね。
ラブライブも「あり得ない理想のアイドルたち」を追求してくれたんで、凄く嬉しかったです。
特に映画はその究極系でした。
あり得ねーよ!を追求してくれないと、逆にあり得ねーよ!ってなっちゃうのがG's系。


ここから最後まで全部本題、というかネタバレしかない。映画観てない人は絶対読むな!
それじゃ今回のラブライブの映画、特にどの辺が「あり得ない理想のアイドルたち」だったのか。
肌では感じてるんだけど、改めて書き起こしてみました。

・穂乃果が出会った女性シンガー
・全国から集まったスクールアイドルたち
・女神になったμ's

他にもあるでしょうけど、特に印象に残った「アイドル」は、この3点でした。

まず穂乃果が出会った女性シンガー。
女性シンガーがあのとき実在してたのかどうかはハッキリしませんが、
彼女が穂乃果にとっての理想の存在=アイドルだったことに間違いありません。
なぜかと言うと、女性シンガーの存在が穂乃果を『いつだって飛べる』という決心に導いたからです。
もしあのとき女性シンガーが居なければ、穂乃果は決心できず、この物語も終わらなかったかもしれません。
さらに、もし仮にあの女性シンガーが実在していなかったのだとしたら?
その場合、穂乃果自身が将来の理想の姿を女性シンガーとして思い描いていたことになります。
早い話が妄想です。
今はまだあり得ない「将来(将来像=アイドル)」かもしれないけど、
「もしも」としか言えないような『手の届きそうにない天使』みたいな存在かもしれないけど、
穂乃果はちゃんと自分で考えて、自分で理想の将来を見据えて、自分で決断した。
俺はあの一連のシーンをそう解釈してます。

全国から集まったスクールアイドルたち。
彼女たちは、
自分がスクールアイドルであることを(プラスの意味で)理想としているから、
そしてスクールアイドルをもっと世に広めて「ラブライブ」に繋げたいから、陽の光を浴びせたいから、
あの場に集まったわけです。これはつまり言い換えると、
彼女たちは、
世間では「スクールアイドルなんてあり得ない、(マイナスの意味で)理想だ」と認められていない現実を、
また知られていない現実を少なからず認識していたからこそ、
あの場に集まったということになります。
あれだけの人数が「スクールアイドルは理想なんだ」と認識していたからこそ、
あれだけの人数が集まり、あれだけ『陽の光が当たった大きな』ライブができたんです。

最後に女神になったμ's。
「僕たちはひとつの光」の『小鳥の翼がついに大きくなって旅立ちの日だよ』というフレーズには、
穂乃果たち一人ひとりが、そしてμ'sが、ラブライブが成長して次のステップへ進む、
みたいな意味が込められてると、俺は勝手に思ってます。
穂乃果たち9人は解散した後も、それぞれの理想(アイドル)を追いかけて羽ばたいていきます。
そしてμ'sはスクールアイドルのまま、もう戻らない解散を経て、
スクールアイドルたちにとって手の届きそうにない、より大きな理想=光になる。
だから「僕たち(=9人の『女神』たち)はひとつの光(μ's)」。
ちなみに女神は偶像=アイドルです。
つまり女神になろうが天使になろうが、あり得なかろうが何だろうが、
μ'sがスクールアイドルにとってのアイドルのままであることに変わりは無い!
…そしてラブライブは9人が解散した後も、
光になったμ'sや、また別の道を辿ったA-RISEを理想として、新しい理想を生みながら成長を続けていきます。


とまぁ、なんか最後は壮大な話になったけど。(これ感想ちゃうな。)
この壮大さこそがラブライブの真骨頂、醍醐味やと俺は思ってます。
そうでなきゃ、あり得ない。「あり得ない理想」が無いラブライブなんて、ラブライブじゃない!

言いたいことはまだまだ海のようにありますが、キリがないのでここまで。
μ's最高!ラブライブ最高!ハラショー!
てなわけで、おしまい。
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