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2015年09月09日02:19

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温故知新…その14:エアデールテリアとともに:警察犬協会A犬クラブ・イヤーブック

「エアデール・テリアとともに」(関戸洋子著・千駄木館)を読む前に、関戸氏が書かれたモノは警察犬協会のエアデールテリアクラブ(A犬クラブ…犬種の英名の頭文字。ドーベルマンならD犬、シェパードならS犬という具合)のイヤーブックで部分的に知っていた。

亡妻と私がエアデールの仔犬を訓練所から入手して、警察犬協会(その仔犬の血統書を発行した団体)に所有者の変更手続きをしたことで、その手続きを取った年と2000年のイヤーブックが警察犬協会のA犬クラブから送られて来た。

流石は使役犬の団体だけあって、訓練所等の職業的な繁殖行為だけでなく、熱心な愛好家による適切な繁殖や飼育と訓練でエアデールは支えられているのだと感じた。

編集後記を見ると、この号は単独会報第35号(日本警察犬協会報とは別である)で、「2000年という節目にあたり、『繁殖について』を特集した」とあるだけあって、大学(獣医学)の助教授(現・教授)や獣医師等の専門家、米国在住時にエアデールテリア・クラブ・オブ・アメリカ(ATCA)の会員だった方などの論説等、あるいは繁殖に関して厳しい規則があるドイツテリアクラブに関してのこと等、関戸洋子・元本部長や繁殖に携わってこられたその他の方々の繁殖論等、そのデータ等、エアデールだけでなく、犬の繁殖について参考になるものであると思う。
フォト警察犬協会本部エアデールテリアクラブの2000年度のイヤーブック(PDエアデールテリアクラブ会報)。

フォトその目次。イヤーブックの目次は注視しないので今更ながら気がついた(笑)。エアデル捜し…上松京子、無題…末永展子、とあるが、誤植(笑)だな。上松展子、末永京子が正しいと思う(敬称略)。

その数年後、PDエアデールテリアクラブは活動を休止し、イヤーブックも発行されなくなった。やがて、2013年の夏期大会から活動を再開したが、残念ながらイヤーブックは発行されていない。
フォト現在のところ、この2007年のイヤーブック以降は発行されていない。

フォト目次を見ると、日本エアデール・テリア協会(JATA)の元会長・遠藤東樹氏の「東ドイツ系の血統線と家系」と題されたモノがある。遠藤氏は、2006年に国内外のエアデールの血統・系統を網羅した「エアデールテリア血統大全」を刊行している。この書籍については、またの機会にする。

つづく…
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