消費税、マイナンバーで還付も
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3604974
還付等の「立替え方式」と直接軽減する「値引き方式」の違いは金銭裁量権の所在だ。
立替え方式は一度納税し、後日払い過ぎた分を返してもらう。
値引き方式は納税する時点で、値引きしてもらい必要最低限の金額だけ納める。
一見すると両者は似たように思えるが、立替え方式の場合、政府が還付の上限等を定めることにより全額が戻ってこない可能性がある。
政府からすれば好きな金額を取れて、好きな金額を返すことができる、つまり裁量権は政府にある。
一方、値引き方式であれば必要最低限の税金しか納めないのだから、余ったお金は国民の財布の中にある、つまり裁量権は国民にある。
政府はよりたくさんの税収を得たい集団なので、一度取った税金はなるべく国民に返したくない。
だから、立替え方式(名称は還付や給付など様々)を推奨し、さらに理由を付けて還付額に上限を定め、全額を還付することは決してしない。
すなわち、予め直接減税するような値引き方式は取らないのである。
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