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2015年09月08日08:49

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アイスに時間帯など存在しなぁ〜〜〜〜いっ

9歳の姪に朝「アイスでも食べるか〜」と提案すると、ママが朝はアイスを食べちゃダメって言うと断ってきた。
「なぬ?アンタんちではアイスに時間帯が存在するのか?お腹こわすとかそうゆう内臓レベルの理由で?」
「わかんな〜い」
そうか、9歳ではなぜに朝にアイスがダメなのかの疑問を抱かない感じなんだな?

いいや。
我が子は5歳で既に疑問を持ったら聞いてくるタイプだった。
幼稚園から持ち帰った粘土を捨てると言ったら、どうして?と疑問を抱いて聞いてきた。
遊んでいるところを見たことがないからだと答えると、今から遊ぶと言う。
黙って見ていると粘土の塊を少々てのひらで捏ね繰りまわして10秒ほどで細い棒状にし、それを粘土板にポトと落としてこう言った。
「ヘビ。」
「捨てる。」
「まってまって!まだあそぶから」
「私を納得させるような遊び方するなら捨てないから何か作ってもっといで」
「なっとく、てなに?」
「納得もわからんで説得が出来るのか?自分で考えや」
お母さんね、5歳児には甘くないの。

隣の部屋から音の外れた鼻歌がしばらく聞こえていたが、作品が出来上がったのか我が子はヘンな節で営業に来た。
「だんごいりませんか〜だんご〜」
団子でキたか。丸めるだけやからな。
「いっぽんしかありませんよ〜」
串に刺したか。ちょっと技術的なトコ見せたけど、在庫薄。
「だんごいっぽん、300えーん」
「高い。要らん。」
「たかくないでふつうやで」
そう言って団子屋が売り歩いていた珠玉の串団子一本は、団子15個が一本の串に刺さった見た目がふつうじゃない団子だった。
3本にしろよ。
団子の相場はわかっているみたいだったので、5歳児の粘土はその場限り一命を取り留めた。
9歳児のアイスも疑問を持つことで状況は変わりそうなもんだが、姪はどうやらイエスマンのようである。

「んじゃ、食べないのね?私だけ食べるよ?」
そう言って冷凍室からアイスを取り出そうとすると、姪が衝撃の一言を放った。
「ハーゲンダッツ?」
「なぬ?オマエのウチのアイスはハーゲンダッツなのか?」
そりゃ、朝から食っちゃダメだな。
ハーゲンダッツはカップの側面を押したらアイスが盛り上がってくる“食べごろ”を待たなきゃなんない優雅でリッチなアイスだからな。
朝っぱらからアイスの食べごろを優雅に待たれたりなんかしたら、おかぁさん時間がいくらあっても足りゃしねぇ。
それに、兄のカイはちっとも宿題なんかせずに黙々とアイスを食べ続けていたしな。
大学生と高校生の従兄に加え、私の夫である伯父までもが、かわいい小学生のイトコたちのためにこぞって買ってきたファミリーパックのアイスを、ものの数時間で食べつくしていたからな。
そんなアイス消費量を誇る胃袋で朝っぱらからハーゲンダッツを食べられたりしたら、金がいくらあっても足りゃしねぇ。

ハーゲンダッツではない激安特価のファミリーパック主義である我が家では、経済的負担も何も感じることなく朝からアイス。グラノーラとかそんな朝食的な具材をわざわざ散りばめなくてもとっくに朝食の代わりを担ってる。



“朝食の代わりになる”アイス、九州の老舗メーカー・竹下製菓が発売。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=3603812
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