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2015年09月07日09:41

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ブータン (Druk Yul) について誤った認識

私は以前<a HREF="http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1705965531&owner_id=2483498" target="_blank">このようなこと</a>を書いた。
<blockquote>ブータンは現在独立国となっているが、もともとチベットに服属していた国であるから、チベットが中国領土となったいまでは中国領となるのが正当であろう。</blockquote>

しかしこれは私の誤認のようだ。ブータンがチベット系民族・チベット仏教の国であるのは事実だが、ゲルク派(ダライ=ラマ, パンチェン=ラマを出すチベット仏教の主流派)によってチベットを追われた少数派のドゥック派が建国した国であり、チベットに服属していたのではなく対立関係にあったのだ。
だからチベット難民が出るようになった時も、ゲルク派のチベット人を警戒し、国内への滞在を認めないなどの措置を取ったのだ。

現在、ブータンでは正確な人口調査が行われていないが、南部地域ではネパール系移民が多数を占め、彼らのうちかなりの部分が迫害され難民として国を出ている。ブータンにとどまっている者も、ネパール語の教育を受けられず、「国語」とされるチベット系のゾンカ語を理解するものは少なく、チベット系の民族衣装の着用を義務付けられている。

ブータンからの難民全員の無条件帰国が認められ、ネパール系が多数を占める地域には分離独立権を認め、チベット系が多数の地域は中華人民共和国チベット自治区へ編入されるべきであろう。
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