mixiユーザー(id:4319372)

2015年09月06日17:53

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ヴィンセントが教えてくれたこと

昨日公開になった映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」を観に行った。

これ、映画館で宣伝してたから、気になっていたのだ。

洋画をスクリーンで観るのは、「パールハーバー」以来だ。

この映画、けっこう面白かったな。
けっこうコメディみたいなところもあって。やはり洋画はノリが違うと感じた。

テレビCMでも宣伝やってるから、知っている人も多いだろうが、この映画は、酔っ払いでギャンブル好きのチョイ悪オヤジ、ヴィンセントと隣に引っ越してきたシングルマザーの息子オリバーとの友情の物語。

簡単にストーリーを記すと、ヴィンセントの隣に引っ越してきたオリバーは、学校でいじめられ、制服を取られてしまい、体育着のまま家に帰るが、鍵も携帯も一緒にとられてしまい、家に入れない。
仕方なく隣のヴィンセントの家にお邪魔し、電話を借りて、母親が帰るまでヴィンセントと一緒にいることに。
そんなことから、ヴィンセントはオリバーの面倒を見ることに。
ある時、オリバーがいじめられているのを見たヴィンセントは、彼に喧嘩の仕方、あと行きつけのバーや競馬場へ連れていき、とんでもないことを教えていく。
一見、こんなどうしようもないオヤジと思っていたオリバーだが、だんだんと引き寄せられていく。
ヴィンセントには奥さんがいるが、介護施設に入院しており、しかも認知症(?)で、ほとんどヴィンセントのことを覚えていなかった。それでも最高の施設に入れるため、借金をして、やりくりしていたが、そのお金も底をつき・・・。

長年のアルコール依存がたたって、ヴィンセントも脳卒中で倒れてしまう。
ヴィンセントとは売春婦の仲だった妊娠中のダカが、ヴィンセントの面倒(もちろん時給制の有料で)を自らみて、ヴィンセントはリハビリしながら復活していく。

一方オリバーの母親は別居中の父親と親権について争っていた。
オリバーのシッターが飲んだくれのヴィンセントだということで状況は不利に。母親はヴィンセントを責めて、オリバーと関わらないようにと釘を刺す。

そんな中、オリバーの学校では、「あなたにとっての聖人とは」というテーマで発表会がある。
それがマザー・テレサだったり、両親だったり、とクラスメイトは次々発表する。
そんな中、オリバーが選んだ聖人とは?

おおっと!ここまで書いてよかったか。ネタバレになるね。

最後は感動的なシーンがあります。思わずホロっとしました。

ヴィンセント役のビル・マーレイがとてもいい。監督が「この役はビル・マーレイしかいない」と言ったのがわかる。
あと子役のオリバー役のジェイデン・リーベラー。
何ともせつない表情がいい。

・・・なんて映画評論家になったような書き方だが、こうしたハートフルな映画を観るのも、よいのかもしれない。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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