いわゆる「更正前」ですな。

琴電のキーワード「イルカ」についての解説記事がありました。
マスコットキャラクターからICカード名称にまでなっているイルカが、実は「要るか？」に掛けていたそうです。

【連載】鉄道トリビア 第320回 ことでんのキャラクターがイルカの「ことちゃん」になった衝撃の理由
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3600912

>経営再建の支援を求めて「ことでんは必要ですか?」と問いかけたところ、沿線の人々から「鉄道は要るけど、ことでんはいらない」という返事が目立った。地元の人々との信頼関係が希薄になっていると痛感したそうだ。

この時分に行ったことがあるので空気感はよく分かります(笑
車両は古く(その古い電車目当ての訪問だったのですが)、冷房化率は低く、おまけに職員の士気まで低い…
バス事業にもやる気がなく、高松は都市としては四国一の規模のはずなの松山や高知に比べバスを見かけることが少なくて、本数自体は比較的頻発する電車以上に寒々しさがありました。会社更正後は競合他社との競争もあり、随分改善されたように思います。

ただまぁぶっちゃけると、車体カラーについては更正前の色のほうが完成度は高いかなと思います。ツートンは勿論、そごうカラーもオリジナリティがありなかなかの出来です。
あの色が事業用車以外ことごとく塗り替えられたのはそういう訳で個人的には残念だったのですが、最近動態保存車が1両以前のツートンを復活させたそうで、こういう部分の修正も更正後の会社の細やかな配慮を感じますね。久しぶりにまた乗りに行きたいです。