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2015年09月05日20:40

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三次会は延々と翌日の午前8時まで続いた


 9月4日、つまり昨日の、難波・千日前、味園ビルのなんば紅鶴でのトークイベントは、約50名ほどの客席が満席となり、また場所をTorary Nandに移しての二次会にも30名近くが参加し、さらに場所を移した三次会が終わったのは、翌日、つまり今日の午前8時過ぎに及び、その心地よい疲労と眠気に包まれながら帰宅した。
 オープニングは、以前に音楽関連のトークイベントを一緒にした音楽家のYasui Asato氏がDJとして現代音を流して雰囲気を盛り上げてくれ、拙著『思想としてのファシズム』の表紙の写真を提供してくれた関西の未来派的芸術集団を主催する小灘精一君、拙著の刊行企画から編集を一手にしてくれた版元の彩流社の結城加奈さん(現在は、系列下の音楽系の出版社に所属)がオープニングの挨拶をし、続いて、このイベントの事実上のプロデューサーでもある尾崎全紀君の司会で私がステージに姿を出し、客席に、近くにあるジュンク堂書店難波店の関係者から京大や阪大の院生の諸君の顔をステージから見ながら滑り出しよくタートした。イベントの全ては、NHK広島に在籍し、来阪してくれた近藤伸郎君が撮影してくれたため、いずれ、動画で見ることが出来るようになると思う。
 約2時間弱ほど、会場からの質問を受け、それに応じながら拙著に関連したことどもの幾つかについて、例えばアナキズムやファシズム、天皇、革命について話をし、終わったのは予定を半時間ほどオーバーした午後10時半くらいだった。いつも定例の研究会の場にしているTorary ProjectのスペースであるNandでの二次会は、部屋に入りきらないほどの参加者となり、部屋の前の廊下も事実上のスペースとなった。印象的だったのは、20代から30代にかけての若い人の参加が多く、彼らの問題意識や時代感情などに接することが出来たのは有益だった。
 大阪では、思想系のトークイベントは皆無とは言わないが、それに等しいくらい希少であり、このような企画は、今後も継続的に展開し、大阪にも思想関連の催しの拠点を確立しようという意思を確認した。

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