本棚整理中に奇跡に気づくの巻（駄犬メモ）

先ほど、マイミクさんのつぶやきに触発されて、防衛法関連の書籍をあさってみた。
駄犬は一時期、考えなしに廉価で投売りされている古そうな本を大量に購入している上、パクっ・・・もとい貰った本も相当数あるので、何があるかよくわからんのだ。
そこで見つけたのがこれ。

大石義雄　『帝國憲法と國防國家の理論』　叢文閣 1941年発行

結構、マイナーな一冊だと思う。amazon価格9400円であるが、署名が入っているので800円であった。全く記憶にないが通販で買ったようだ。

『渡辺豊允　昭和拾八年拾月廿六日』

この名前には見覚えが…あった。
他の店で買った以下の書籍に署名があった。
美濃部達吉著『行政法撮要　上　改訂増補第二版』　有斐閣　1929年発行
『渡辺豊允　昭和五年七月九日』

下巻も確認してみると…
美濃部達吉著『行政法撮要　下　改訂増補第二版』　有斐閣　1930年発行
『法政大學法學部　渡辺豊允　昭和五年四月十六日』

・・・これはもうちょっとした奇跡ですよ。
以前も日記に書いたと思うが、下巻には昭和5年度及び6年度の試験問題についてのメモがある。何故か下巻のみ、やたらとメモが多く、講義ノートと化しているのである。
また『渡辺豊允』についてGoogle検索してみると以下のものが出てくる。

http://aucview.aucfan.com/yahoo/f151027896/

かなり珍しい名であるから、同姓同名の線はなかろう。
…一体、何者なんだ…・。